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12月04日-01号

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  1. 綾町議会 2020-12-04
    12月04日-01号


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    令和 2年第8回定例会(12月)令和2年第8回(12月)綾町議会(定例会)会議録令和2年12月4日開会       令和2年第8回綾町議会(定例会)が令和2年12月4日午前10時綾町役場議場に招集された。    出 席 議 員┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│議席番号 │氏        名     │議席番号 │氏        名     │├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤│1    |松   本   俊   二  |6    |日   髙   憲   治  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|2    |青   木       實  |7    |児   玉       信  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|3    |山   田   由 美 子  |8    |松   浦   光   宏  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|4    |池   田   和   昭  |9    |日   高   幸   一  |├─────┼───────────────┼─────┼───────────────┤|5    |兒   玉   千   歳  |10   |橋   本   由   里  |└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    事 務 局┌─────┬───────────────┬─────┬───────────────┐│局 長  |高   松   俊   秀  |書 記  |藤   島   裕   輔  │└─────┴───────────────┴─────┴───────────────┘    説 明 員┌─────────┬───────────┬─────────┬───────────┐│町長       | 籾 田    学  |副町長      | 増 田  俊 男  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育長      | 日 高  和 典  |総務税政課長   │ 蓮 子  浩 一  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│企画財政課長   │ 竹 下  琢 郎  |福祉保健課長   │ 佐 藤  光 久  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│農林振興課長   | 兒 玉  良 次  |産業観光課長   │ 松 下  栄一郎  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│町民生活課長   | 野 村    修  |建設課長     │ 中 原  修 一  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│教育総務課長   | 吉 鶴  慶 久  |社会教育課長   | 森 園  由美子  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│ユネスコエコパーク|           |         │           |│推進室長     | 入 田  賢 一  |会計管理者    | 小 村  久美子  |├─────────┼───────────┼─────────┼───────────┤│監査委員     | 福 留  清 人  |         |           |└─────────┴───────────┴─────────┴───────────┘令和2年第8回(12月)綾町議会(定例会)議事日程令和2年12月4日開会        開    議   日程第1 会議録署名議員の指名   日程第2 会期の決定   日程第3 諸般の報告   日程第4 議案第58号 綾町課設置条例の一部を改正する条例   日程第5 議案第59号 綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例   日程第6 議案第60号 綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   日程第7 議案第61号 綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例   日程第8 議案第62号 綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例   日程第9 議案第63号 公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて   日程第10 議案第64号 産業観光施設指定管理者の指定について   日程第11 議案第65号 農業等施設指定管理者の指定について   日程第12 議案第66号 令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)   日程第13 議案第67号 令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)   日程第14 議案第68号 令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)   日程第15 議案第69号 令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)   日程第16 議案第70号 令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   日程第17 議案第71号 令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)   日程第18 議案第72号 令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)   日程第19 令和2年請願第7号 核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書の提出を求める請願書会議に付した事件・議事日程と同じである。──────────────────────────────(開会午前10時00分) ○議長(日高幸一君) おはようございます。本日、令和2年第8回綾町議会定例会が招集されました。 本定例会には、綾町課設置条例の一部を改正する条例をはじめ、補正予算等の議案が提出されております。議員各位には十分なる審議を頂きますようお願いいたします。 現在の出席議員は10名であります。定足数に達しておりますので、ただいまから令和2年第8回綾町議会定例会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第1.会議録署名議員の指名 ○議長(日高幸一君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 令和2年第8回綾町議会定例会会議録署名議員は、綾町議会会議規則第118条の規定により、橋本議員、青木議員を指名いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.会期の決定 ○議長(日高幸一君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 本定例会の日程は、議会運営委員会での決定のとおり、本日、12月4日から12月16日までの13日間といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。したがって、会期は12月4日から12月16日までの13日間とすることに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.諸般の報告 ○議長(日高幸一君) 日程第3、諸般の報告を行います。 9月定例会以降の諸般の報告につきましては、お手元に配付してあります書面をもって諸般の報告に代えさせていただきます。────────────・────・──────────── △日程第4.議案第58号 △日程第5.議案第59号 △日程第6.議案第60号 △日程第7.議案第61号 △日程第8.議案第62号 △日程第9.議案第63号 △日程第10.議案第64号 △日程第11.議案第65号 ○議長(日高幸一君) 日程第4、議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例から、日程第11、議案第65号、農業等施設指定管理者の指定についてまでを一括議題といたします。 なお、提案理由の説明の後に、日程に従い、質疑、委員会付託を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(籾田学君) おはようございます。それでは、提案理由の説明をさせていただきます。 まず、議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例、議案書の1ページをお開きください。 議案第58号、綾町課設置条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。 今回の機構改革は、町民の利便性を図る。事務、事業の効率化を図る。課、係、担当職員の事務量の平準化を図る。これらを目的として実施しております。 具体的内容につきましては、第3条、課設置ですけれども、総務税政課を総務課、町民生活課を町民課、産業観光課総合政策課、企画財政課を財政課に名称を変更します。 次に、第4条、課の事務分掌について。 総務課の町税及び個人県民税の賦課徴収、2ページをお開きください。固定資産の業務を町民課に移管します。新たに情報政策に関すること、危機管理に関することを追加します。 次に、福祉保健課ですが、国民健康保険に関すること、国民年金に関することを町民課に移管します。イ、障がい者福祉に関することから、コ、高齢者支援に関することについては、今までの業務を明記するものです。 次に、町民課ですが、浄化槽に関すること、農業集落排水に関することを建設課に移管します。新たに、国民健康保険に関すること、国民年金に関すること、町税、固定資産税に関することを追加します。 次に、総合政策課ですが、町の総合的施策に関すること、広報広聴に関すること、統計に関すること、ふるさと納税に関することを追加します。 次に、建設課ですが、災害復旧に関することを追加します。 次に、財政課ですが、町勢振興及び地域総合開発に関すること、広報広聴に関することを総合政策課に移管し、新たに管財に関することを追加します。 附則としまして、令和3年4月1日から施行いたします。 以上、簡単でございますが、ご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げます。議案第58号の提案理由の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案書の5ページをお開きください。 議案第59号、綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例の新規制定について、提案理由を申し上げます。 第1条、趣旨ですけれども、山村振興法第8条第4項に規定する産業振興施策促進区域(綾町全域)において、特別償却設備に対する固定資産税の不均一課税に関し、税制上の特例を定め、山村振興における地域内発的な産業振興に支援するために制定するものであります。 第2条、不均一課税の適用、山村振興計画に記載された期間の初日(令和2年8月1日)から令和3年3月31日までの間に、地域資源を活用する製造業、又は農林水産物等販売業の用に供する施設又は設備で、取得価格が500万円以上の特別償却設備(家屋、償却資産、家屋の敷地である土地)については、固定資産税の税率が100分の1.4(1.4%)であるものを、初年度100分の0.14(0.14%)、 2年度目を100分の0.7(0.7%)、 3年度目を100分の1.05 (1.05%)とするものであります。 第3条、不均一課税の申請において、申請書を1月31日までに提出しなければならないとしております。 以上で、綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例の説明に代えさせていただきます。よろしくご審議のほう賜りますようお願いいたします。 続きまして、議案第60号、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、7ページをお開きください。 改正の理由、根拠法令などに関して、本条例の一部を改正する条例は、子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号)の一部が改正されたことに伴い、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部改正でございます。 改正の内容としましては、7ページの第2条第23項、子ども・子育て支援法の第43条(特定地域型保育事業者の確認)の一部改正により、「第43条第3項」を「第43条第2項」に改める改正でございます。 施行は、公布の日からとするものです。 以上で、議案第60号の説明を終わります。 それでは、議案第61号、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして、9ページをお開きください。 改正の理由、根拠法令などですが、本条例の一部を改正する条例は、子ども・子育て支援法(平成24年8月22日法律第65号)の一部が改正されたことに伴い、綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正でございます。 改正の内容としましては、9ページの第6条、10ページの第40条は、子ども・子育て支援法の改正(令和2年6月10日法律第41号)により、条文の一部を削除する改正でございます。 施行は、公布の日からとするものです。 以上、議案第61号の説明に代えさせていただきます。 それでは、議案書の11ページをお開きください。 議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。 このたびの改正は、大きく分けて2つの改正となっております。 地方税法施行令の一部を改正する政令(令和2年政令第264号)が、令和2年9月4日に公布され令和3年1月1日施行となったことに伴う改正となっております。 第23条、国民健康保険税の減額、令和3年度以後の国民健康保険税の均等割、平等割の減額措置に係る軽減判定所得を引き上げるとともに、被保険者のうち一定の給与所得者と公的年金等の支給を受ける者の数の合計から1を減じた数に10万円を乗じて掛けて得た金額を加える改正で、低所得者の負担軽滅を図る改正です。 第1号は、7割軽減世帯に該当するもので、世帯の総所得金額が43万円(2人以上の場合は43万円+(被保険者数-1)×10万円)を超えない世帯。 第2号は、5割軽減世帯に該当するもので、世帯総所得金額の43万円(2人以上の場合は43万円+(被保険者数-1)×10万円)に、被保険者1人につき28万5,000円を加算した金額を超えない世帯。 第3号は、2割軽減世帯に該当するもので、世帯の総所得金額が43万円(2人以上の場合には43万円+(被保険者数-1)×10万円)、これに被保険者1人につき52万円を加算した金額を超えない世帯とする改正となっておりまして、低所得者の負担軽減につながるものであります。 附則としましては、令和3年1月1日から施行いたします。 また、この改正は、令和3年度以後の国民健康保険税について適用します。 以上、議案第62号の説明に代えさせていただきます。 それでは、議案書の15ページをお開きください。 議案第63号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについて、提案理由の説明を申し上げます。 現在、公平委員をお願いしております田中敏彦氏が、令和3年3月21日に任期満了となり、同日付で退任されることが決定しております。 田中氏におかれましては、平成26年から2期7年にわたり、公平委員としてご尽力いただきました。その功績に敬意を表し、感謝とお礼を申し上げます。 後任の公平委員ですが、南麓地区の谷口俊彦氏をお願いしたいと考えております。任期は、令和3年3月22日から令和7年3月21日までとなります。 谷口氏は、現在66歳で、昭和53年に綾町役場に入庁され、農業委員会事務局長社会教育課長福祉保健課長を歴任され、平成27年に退職されました。役場を退職後は、社会福祉協議会の事務局長として平成31年まで勤務され、現在は、南麓自治公民館長として活躍されておられます。 行政経験も長く、誠実温厚な人柄で、公平委員として最適任者でありますので、任命につきましてご同意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 以上、第63号の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案書の16ページをお開きください。 議案第64号、産業観光施設指定管理者の指定についての提案理由を説明いたします。 ご存じのように、今年度末で産業観光施設指定管理期限が満了を迎えることから、新たな指定管理者について次のとおり選定されましたので、議会の同意を求めるものでございます。 まず、手づくりほんものセンターにつきましては、現在の指定管理者である綾町商工振興会が施設の運営をすることによって、町内商店街との共存共栄による商工業の振興、農業、工業の振興などに広く貢献するとともに、高い施設機能を発揮していただいていることから、公募によらず募集いたしました。その結果、申請者は綾町商工振興会でございます。 次に、千尋自然公園国際クラフトの城、馬事公苑、アイス工房といった宿泊施設以外の産業観光施設につきましては、一般的な指定管理者を公募する施設とは違った施設の特異性や多様性の観点から、現在の綾町産業活性化協会が施設を運営することによって、行政経費の縮減を図りながら施設の有効活用を図るなど、さらなる地域活性化に取り組めることから公募によらずに募集いたしました。その結果、申請者は綾町産業活性化協会でございます。 最後に、綾川荘、てるはの森の宿、合宿センターといった宿泊施設の産業観光施設につきましては、これまで宿泊施設以外の施設と同様に、綾町産業活性化協会指定管理者としてお願いしてきましたが、今回、初めて広く一般公募に付したところであります。その結果、2件の申請がありました。 この指定管理候補者の選定につきましては、選定委員会を去る11月6日と11月20日に開催し、事業計画などを審議いたしました結果、綾手づくりほんものセンターにつきましては、綾町商工振興会千尋自然公園などの宿泊施設以外の産業観光施設につきましては、綾町産業活性化協会に、綾川荘などの宿泊施設の産業観光施設につきましては、有限会社TOPIKAがそれぞれ適当であると選定されましたので、指定管理者として指定いたしたく、公の施設の設置及び管理に関する条例第9条の2第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。 なお、指定管理期間につきましては、綾手づくりほんものセンターは令和3年度1年間に限って、その他の施設につきましては令和3年度から令和7年度までの5年間と、従来どおりとさせていただくものであります。 以上、簡単ですが、議案第64号の提案理由の説明に代えさせていただきます。 議案第65号、農業等施設指定管理者の指定について、議案書の17ぺージをお開きください。 本議案は、ご案内のとおり、指定管理者制度導入に関する地方自治法第244条の2第3項の規定により指定するものでございます。 乾燥調整施設農産物冷温貯蔵施設農機具格納庫農業機械整備施設の4施設の一括管理及び綾町育苗センター管理並びに綾町肉用牛総合支援センター管理につきましては、綾町農業協同組合指定管理者として、これまで委託をいたしております。 指定管理の協定期間は3年間で、令和3年3月31日をもちまして満了を迎えることから、改めて指定管理者の募集を行いましたところ、応募者はいずれも綾町農業協同組合の1件のみでございました。 これを受けて、令和2年11月18日に選定委員会を開催し、一括管理する4施設と育苗センター肉用牛総合支援センターの3件の指定管理者について選定いたしました。その結果、綾町農業協同組合が適当と選定されましたので、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3年間、引き続き綾町農業協同組合指定管理者として指定をいたしたく、農業等の利用施設の設置及び管理に関する条例の第9条の2第3項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。 ちなみに、4施設と育苗センターについては、今回で6回目の更新で、肉用牛総合支援センターは3回目の更新となります。 以上、簡単でございますが、ご審議の上、ご決定賜りますようお願い申し上げて、議案第65号の提案理由の説明に代えさせていただきます。 ○議長(日高幸一君) まず最初に、日程第4、議案第58号綾町課設置条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。
    ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 3点ほど伺いたいと思います。 今、職員定数は95名と条例上なっております。10月に2人の新しい正規職員を雇用しておりますけれども、来年4月の新規採用の予定はどうなっているのか、伺いたいと思います。 先ほど、町長が提案理由の中で町民の利便性と事務の効率化、それから仕事の平準化ということだったと思うんですけれども、平準化されるかどうかというのは各課に割り当てられる職員の数が大きく影響すると思っております。 それぞれの新しく課の構成が変わるわけですけれども、主に何人ぐらいずつを職員、課ごとに割り当てられる予定なのか。平準化のためには、そこははっきりしておかないといけないところではないかなと思っておりますので、お伺いいたします。 それから、有機農業開発センターという文言を今回削るというふうに、議案書はなっておりますけれども、これを削るということはどういうことを意味するのか、伺いたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 質問にお答えします。 まず、最初の質問ですけれども、来年4月の新規採用、先日試験行いまして、一応来年度4月は2名ほどを考えております。 2つ目の質問ですけれども、課の平準化といいますけれども、それぞれ課によって特色がございます。ですから、どこの課も一律何名ずつというんじゃなくて、説明の中でも申し上げましたけれども、それぞれの課によって特徴がありますので、そこにふさわしい人数と、例えば、現在、残業時間とか、そういうのも含めて考えないといけないんで、若干凹凸は出てくると思いますので、一律全ての課が何人かということでは考えておりません。 最後のご質問でしたけれども、有機農業開発センターを削るとありますけれども、これは、そもそも、この記載の書き方ですけれども、課の名称を書くということになっておりましたので、これは農林振興課の中に含まれるという解釈です。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 平準化のことですけれども、私は、課ごとに同一の職員の数をというのは当然求めていないわけです。平準化を図るためには、やっぱり仕事量だったり、事務量だったり、事務量を仕事量といってしまっていいかどうか分かりませんけど、それぞれの課の仕事の内容、量、町民と直接接触するか、しないかとか、いろんなことがあって、もちろん残業時間の考慮も有給休暇の消化も当然考慮してほしいわけですから、均等に割り当てろというんじゃなくて、この課をこういうふうに今回機構改革するという以上、人数は決まっているわけですから、主にこの課には何人、この課には何人というのがあって、こういう課の計画というのは立つものだと思っております。そこを、人数を明らかにしていただかないと、平準化と言われても平準化になるのかという判断材料にしたいと思いますので、お願いいたします。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) 今回の機構改革における各課の職員数です。これは議会運営委員会のときも松本議員のほうからも話があったんですが、今、組織、課の設置条例を改正して、今、町長が申し上げたような課の体制にしようと思っております。定数が95名ですが、新規採用2名、それと退職予定者がいるものですから、それを含めて実際4月1日から予定しているのは92名なものですから、一応92名で配置しております。 総務課8人、財政課5人、総合政策課7人、ユネスコエコパーク推進室2名、それから町民課13名、福祉保健課28名、ここは保育士さんたちがいます、この関係が14名程度、今、いらっしゃいます。それから、農林振興課9名、建設課9名、会計室2名、議会事務局2名、教育総務課3名、社会教育課4名という予定でございますが、若干人数は課によって変更は生じるとは思っております。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 同じく、今のことに関連するんですけれども、今、課長から報告がありましたけれども、これについては人数はそういうことになって、今のところなっているというふうに理解をしております。 この機構改革については、町民の利便性向上、それから事務、事業の効率化、連携強化においての効果が期待できるというふうに考えておりますけれども、先ほどから橋本議員が言っているように、事務量の平準化というところではきっちりシミュレーションを立てられていると思います。当然のことだと思っているので、今の人数について、今までの勤務状況を含めた、労働時間含めてのシミュレーションをした上で、業務の平準化等々の議論がなされているというふうに考えております。当然のことだというふうに思っていますので、ぜひその資料を委員会のほうに提出していただきたいというふうに考えておりますが、いかがでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 質問にお答えします。 シミュレーションと言われましたけれども、一応ここの課の設置条例の中で、第4条のところで、課の分掌事務というので明記しておりますので、そこを見ていって、それぞれの実際にやっている事務等を考慮して、大体何人ぐらいが必要だなということで、今の数字を申し上げただけで、実際シミュレーションをしてやるというのは、なかなか大変な作業になってくると思います。ですから、そこまでは正直やっておりません。 以上でございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 今いらっしゃる、例えば92名を想定されているということでしたけれども、そうであれば、今いらっしゃる方ですので、その方の勤務時間、労働時間というのは把握されているはずなんです。それによって、ここはこの人が、今の場合に当てはめたときに、どれぐらいの人数で足りるのかということを検討された上で、この人数を決められているというふうに思っているので、そこは当然やるべきことだと思っているので、そうでなければ、どこかの課にやはり集中してしまうというようなことがあり得ると思いますので、そこはやった上で、当然これが出てきているというふうに理解をしていたんですけれども、やっていないのであれば、早急にそれはやって資料として提出していただきたいというふうに思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ちょっと考え方が違うんじゃないかなというふうに思います。この中で、事務、事業の効率化ということで92名の職員の配置、今、担当の課長のほうから説明しましたけれども、この人数でこの業務の内容について、今後進めていくと。さらに、これを補完する意味で会計年度任用職員というのもございますので、そちらも含めて調整していくという考えでございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 要は、そういうデータはもう出さないという、そういう答弁でよろしいですか。当たり前のことなんです、そういうのをやるのが。いやこうこうこうだからというふうにあずけている。要は、何が言いたいかというと、総合政策課、ここはかなりのものを扱うということになってきます。総務課のほうは、他課の所管に属しないことというふうに書いてあります。一方で総合政策課の場合には、町の総合政策に関することというかなり幅広い分掌事務になっています。もちろん人数は増やしてはいるんでしょうけれども、そういうようなことが結局、結果的にいろんなところにしわ寄せがいって、実際の業務について支障を来すんじゃないかというふうに考えるのが、こちらが普通の考え方なんです。だから、その検討した結果がこういうふうな人数になっているんですよということを、しっかりと出していただきたいということですので、それぐらいのことはやっていただければというふうに思っているんですけれども、いかがですか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今回、今の産業観光課総合政策課として業務の幅を広げるような形にしました。これは、これまでの私も就任してから、ちょうどこれまでの行政とか見てきましたけれども、総合的な企画部門というのがかなり弱いんじゃはないかなと。あと、これからの時代を考えたときに、広報活動そして広聴活動というのは結構重要になってくると思います。 そして、どうしても内向きであった広報活動というのはもっともっとより広く町外、県外に向けても発信する必要がありますし、綾町を宣伝する意味でも、将来のまちづくりについても考えていかないといけないということで、今回、総合政策課というものを設けて、単なる産業観光だけではなく、より今後将来を見通した上で、そういう陣容が必要だと思います。 松本議員がおっしゃるように、現時点でシミュレーションしてということなんですけれども、もちろんこれで今回の機構の改革で、これで全てがうまくいくとは思っておりません。やっていく中で、またマイナーな変更とかということも、もっとこうしたほうがいいんじゃないかとか、あるいはここに力を入れたほうがいいんじゃないかと、あるいはここはそんなに要らないんじゃないかということも出てくると思いますので、まずは実施してみて、それで様子を見てから、人数的なものに関する調整というのをやっていきたいと思いますし、毎年少なからず人員の面も含めて考えていく必要があるというふうに考えております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 質疑を、青木議員。 ◆議員(青木實君) 一つお伺いいたします。 この前の総務税政課の蓮子課長さんのお話ですと、課とか室とか、いろいろありますけれども、基本的には横並びだということで捉えているようなご発言がありましたけれども、その取りまとめ役ということでは、やっぱり総務課というのが一番になると思うんですけれども、順位的なことで私の認識が違うかどうかお尋ねいたします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 役場内の課について、そういう順位的なものは私は原則ないと思います。ただ、課によって、仕事の政策が違いますし、総務課というのは役場のそれぞれの課の全体を見ないといけない。ただ、企画とか将来の計画とかになってきたときに、今回、総合政策課というものを設けております。そこのところは、むしろ横断的に総合的な調整、各課ではなかなかできないようなところ、例えば先ほど申し上げましたけれども、広報とかホームページとか、もっと知らしめたいんだけれども、それぞれの課に1人ずつ置くというのはまた大変なことですので、そういうところは総合調整ということで総合政策課のほうにもお願いすると。また、福祉、建設、農林とかありますけれども、この分野というのは従来からございますし、その部門に関してはそちらのほうに特化してやってもらうということで、みんな、課の重要性というのは同じと考えておりますけれども、仕事のそういう性格といいますか、濃淡というものは発生してくるというふうに考えております。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) もし町長が、例えば、ご病気とかということになられたときに執務ができないというときに、次が副町長という順番だと思いますけれども、その次に、去年、一昨年の例からいうと、総務課長が次にという順位は、これは変わらないんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) この組織表の中では総務課が一番上にきておりますけれども、課の扱いとしては、どこも同じ並列だということでご説明したと思うんですけれども、今言われた町長の職務代理の順番については、条例で規定がありまして、町長が不在のときは副町長、次が総務課長、それから次に財政課長といった順番は決めてあります。 以上でございます。 ◆議員(山田由美子君) 議長。山田。 ○議長(日高幸一君) 山田議員。 ◆議員(山田由美子君) 職員定数が95名となっておりますが、4月1日から92名でやっていきますということでしたが、あと3名ほど足りておりませんが、新規採用は2名となっております。それを増やすということは考えておられないのか、また来年度、令和3年度になったときに中途採用を考えているということでありますか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 現在、92名で役場のほうは運営しております。定員は95名ですけれども、やっぱり綾町は綾町の特色があって、ほかの市町村とはやっぱり違うとありましたけれども、福祉保健関係のほうでは28名というたくさんの人数を抱えていると。その中で、ほかの課のほうは少人数でやっておりますけれども、そういう意味では、課の間において、その補完的なものというのは今後考えていかないといけないのんじゃないのかなと。ただ、そのご存じのとおり、財政的にも非常に厳しい状況にあります。定員の95名、フルというのが住民サービスにはいいのかもしれませんけれども、できるだけ少数精鋭で、ということで全員で頑張っていくということで進めてまいりたいと思います。 ◆議員(山田由美子君) 議長。山田。 ○議長(日高幸一君) 山田議員。 ◆議員(山田由美子君) ほかの市町村とは違うということでおっしゃいましたので、そこのところを詳しく言っていただければと思いますし、福祉保健課のところでは、大変、今年度は忙しい思いをされて、また途中で職員も辞められたということでしたので、主にそのあたりとか、電算のシステム、情報管理の係とかいうところには必ず人が要るようになるとは思いますので、柔軟性を持った人の配置ということを考えていただければと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 福祉保健関係で28名ということですけれども、綾町の特徴としまして、保育所のほうを町のほうで管理運営していると、これが隣の国富町ではそういうふうになっていないと。ですから、その分のところで、92名のうちの多くの人数というのがそこに割かれていると、その分のしわ寄せがほかの課に来ているということも言えるんではないかなと思っています。 そういうことで、今回は役場内の機構改革でしたけれども、町全体の運営のシステムを今後、今年、来年度と考えていかないといけないと思いますし、それに合わせて職員の配置というのも変わってきます。また、それを補完する意味で、会計年度任用職員というのもありますから、そこも含めてから、どの課にどれだけの人を配置すると、それも効率的に効果的な陣容になるという形にしてまいりたいと思います。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 追加で一つだけ確認したいんですけれども、この前、議会運営委員会で頂いた資料の中に、総合政策課のまちづくり推進係の主な業務内容のところに、まちづくり会社設立支援というのが入っているんですけれども、これについては、何を意味しているんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 現在、総務省の地域創生のアドバイザーの方に来ていただいて、いろいろアドバイスいただいております。その中で、まちづくり会社、綾町の地域特産物をもっともっと他の市町村、そして、県外のところにアピールしていこうということもありますし、これまで町が全て抱えてやっていたイベントとか、そういう業務もございます。そういう意味で、このまちづくり会社というのを、近い将来に立ち上げたほうがいいんじゃないかなというふうに考えております。 ただ、いきなり、最初にそれを実施するとなると、なかなか立ち上げ等のリスクとかもありますので、その分に関しては、この総合政策課の中のまちづくり推進のところで支援、サポートしていくと。それでアドバイスしていきながら、それが自立・自走できるところまで支援していくという考えでございます。 以上でございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 今、まだ構想の段階だと思いますので、これを主な業務内容に入れるというのは、非常に不適切だというふうに考えております。 そういうのを議論をして、きちんとコンセンサスを得た上で、こういう形で主な業務内容に入れるべきだというふうに思っておりますし、先ほどから総合政策課について、かなりウエートがかかってきているというふうに思っております。まあ、非常に重要なことだとは思っておりますけれども、そうであれば、通常、会社であれば総合企画室とか営業企画室とかいうことがありまして、例えば、町長の直轄にするとか、事務的に行けば副町長の直轄にするとか、そういう形で独立したほうが逆にやりやすいんじゃないかなと。 結局、産業観光係を抱えている以上、いろんなところで問題があって、なかなか調整が難しいのかなというふうに思っていますので、その辺はぜひ検討していただければというふうに思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) はい、アドバイスありがとうございます。 ただ、考え方として、松本議員の考え方とちょっと違うんです。今、構想段階、この段階だからこそ、我々はしっかり企画立案していって、それを支援していかないといけないんじゃないかなというふうに思っておりますので、そういう意味で、この総合政策課の役割というのは、今までにはなかった業務ということになりますので、そこにも力を入れていって、これからのまちづくり、綾町をどうやってつくっていくかというところを中心に考えてもらう部署として、今、考えているところでございます。 あと例えば、町長の直属とか副町長の直属の機関ということでも検討したんですけれども、この機構改革を行うに当たって、多くの担当の課長とかとも話してやっていったときに、まずは、今まで産業観光課のほうでやってきたと、そちらのほうに力を入れていかないといけないということで、まずは、そこの中で、この総合政策の部門を入れることによって、ふるさと納税とか、そういうところまで効果を発揮できる全体の綾町のプロモーションというところで、リンクさせて考えたほうがいいんじゃないかということで、総合政策課の中に盛り込んだようなところでございます。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第58号は総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議委任することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって議案第58号は総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議委任することに決定いたしました。 次に、日程第5、議案第59号、綾町産業振興施策促進区域における固定資産税の不均一課税に関する条例に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 新しい条例制定ということで少し調べてみました。いわゆる綾町が、町内全域がこの振興促進区域に入るというのがインターネットで出ておりました。 それで、この条例がもし制定された場合、今回、議会運営委員会のほうで今のところ2業者というのでしょうか、該当するというふうな説明がございましたが、2業者しか該当しないのかというところが、私の質問になるんですけれども、条件があるということも調べてはおります。それで、もし私が事業者だとしてこの条例が制定になったときに、自分も、要するに固定資産税が安くなるわけですから受けたいというときには、該当しますよというのは、行政のほうから連絡が来るものなのかどうか、そういう事業者に情報がどういうふうに行き渡るんだろうというのをすごく懸念しております。 今回、もう2業者が該当しますという説明がありましたので、行政のほうが一定の調査をすれば、該当する業者がどこかというのは、分かるようなシステムになっているのかどうか、確認させてください。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) 今回の固定資産税の不均一課税に関する条例の新設でございますが、この山村振興法に基づく計画が8月1日から変更になりました。 これは一応、町長が説明しましたけれども、令和3年3月1日までの間ということで、この条例を制定したときに、該当されるであろうというのが2業者でございます。 ほかに、この500万円以上の設備投資があるかどうかということについては、また広報も含めて、どんな方法が一番いいのかということも含めて、検討してみたいと思います。 今、うちが把握しているのが、この2業者ということで説明は聞いておりますので、また、そこの説明は委員会等でもさせていただきたいと思います。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) いろんな制度を利用したいという住民の立場から見たら、制度を利用するときによく申告をする、要するに申請主義ですよね。じゃ自分が申請するのに値するかどうかという見極めというのは、なかなか難しくて、例えば、今回のコロナのいろんな国の補助・交付だったりしても、自治体によっては、例えば、農業関係の制度利用を促すときに、該当するであろう人全員に資料を送ったりしているところもあるんですね。うちは広報であったり農協を通じてだったり、例えば、認定農家だけには封書で知らせたりという、要するに行き届かない面というのはたくさんあると思っています。せっかく固定資産税が安くなることになった後でも、例えば「うちは、今度500万円以上の投資をするんですよ」というのは、なかなか表には全然言わないと思うんですね。ですから、広報の在り方については、行政が考える十分やったというのと、受ける側からの十分というのの間に大きな落差があると思っておりますので、ぜひ検討していただきたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) 先ほど、答弁いたしましたけども、この山村振興地域に所在する事業者の把握調査というのを、実はやっておるということでございまして、この町の地域資源を活用する製造業については、今回、該当する2業者を含めて20業者ほど把握しております。 それから、農林水産販売業で該当する業者としては7業者、調査で確認しておりますので、こういったとこには、もう業者名は分かっておりますので、その把握等はすぐ行えると思っております。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第59号は総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第59号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第6、議案第60号、綾町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 今回の条例改正が町民にどのような影響が及ぶのか、また、該当する施設が存在するのかどうか、伺います。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 橋本議員のご質問にお答えします。 町民に関しては、影響のほうはないかと思います。あと、この特定の地域の保育事業施設が綾町にあるかという質問ですが、綾町のほうにはないです。 以上になります。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第60号は文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第60号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第7、議案第61号綾町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 議案第60号と同じように、綾町にはこうした施設があるかどうかと町民の影響の有無について伺います。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 前の条例とこの条例関連しておりまして、この条例に関しても町民のほうの影響はありません。あと、町のほうに事業所のほうはないです。 以上であります。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第61号は文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第61号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第8、議案第62号、綾町国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) せんだって国保運営協議会がありまして、そのときの議題でもございましたので伺ったんですけれども、基本的に、これほどの改正が行われる国から考え方が示されていたら報告いただきたいのと、私と松浦議員が国保運営協議会には出席するんですけれども、それ以外の方は出席されないので、もう少しお聞きしたいのは、いわゆる今回コロナ感染症と関係なくこれだけの減免枠を拡大するということと、単年度ではなく、例えば、コロナが終息したら元に戻しますということもなさそうなんですね。だから、国がどういう考えを持ってこれだけ枠を広げたかということと、いわゆる国保会計の全体の中で、多分8割を超える人が減免対象になるのではないかと思われるんですけれども、運営協議会のときは、まだそこが試算されておりませんでしたので、今現在、大まかに分かっていらっしゃったらお答えいただきたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) ただいまの橋本議員のご質問にお答えいたします。 コロナ禍においての改正ですので、コロナの影響のことを配慮した改正ではないかということも、今、言われましたけれども、実際は、通知としては低所得者の軽減を図るという観点からの改正でございまして、言われましたように、3年度以降もこの内容を継続するということでございます。 それから、その試算をどうしているのかというようなご質問でございましたが、これは令和2年度の所得に対しての3年度適用ということになりますので、試算はまだ確定申告等が行われておりませんので、できません。ただ、この所得の部分の控除分が、10万円上がるということになりますので、今、令和2年度の7割、5割、2割に該当する方が64%に。それから平等割、世帯分が65.3%ということで数字がありますので、当然これよりは、また割合は上がるということで考えております。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 確実に上がるはずなんですね、ほかの条例が、一部改正が認められれば。 ですから、やっぱり国民健康保険、今、課長が言ってくださったように、低所得者への軽減ということで2割、5割、7割の軽減があるわけですけれども、現在でも半分を超える人が軽減世帯、結局、低所得者が私は7割超えると思うので、7割から8割近くなると思うので、国民健康保険会計制度そのものが、低所得者がほとんど加入している保険なんだというところを、ぜひ皆さんにも知っていただきたいなと思って質問させていただきました。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第62号は文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第62号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第9、議案第63号、公平委員会の委員の選任につき同意を求めることについてに対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第63号は委員会に付託せず、最終日に討論、採決を行いますので、十分なる検討をお願いいたします。 次に、日程第10、議案第64号、産業観光施設指定管理者の指定についてに対する質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 3つの分野について質問をしたいと思います。 まず第1、ほんものセンター、指定期間が1年になっておりますけれども、もともとの指定期間の年数と、また短縮されたのであれば、その理由についてお聞きしたいと思います。 また、この期間短縮については、商工会のほうには説明して理解並びに納得は得られたのかどうかをお聞きします。 それから次に、千尋自然公園ほかのところですけれども、先ほど活性化協会を指定管理者にする理由というのは、町長から述べられましたけれども、これを商工会とか、また民間に任せる検討というのは実際に行ったのかどうか、もし、しなかったということであれば、それはなぜなのか、商工会も綾の組織ではありますけれども、それしなかったのはなぜなのかということです。 それから最後に、綾川荘ほかの宿泊施設です。公募時の募集要項に変更はないんでしょうか。ありか、なしか、というところですね。 それから、当初計画と異なり、業績がもし悪化した場合、今までと同様に綾町からの委託料という形で補填をするのかどうか、実際に今回の補正予算でも1,900万円を町から支出する案が提出されておりますので、そこをお聞きしたいと思います。 それから、5年間の指定期間になっておりますけれども、少なくとも5年間の宿泊施設また及び周辺の整備計画について、候補先と町の間できちんと合意ができているのかというのをお聞きします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ご質問にお答えします。 まず最初に、ほんものセンターに関してですけれども、今回、1年間というものを期限として公募を行いました。その理由というのが、これまでほんものセンターというのは、綾ブランドがあって、綾の有機農業で作った特産品ということで、町外、県内、県外からもよく知れ渡っていると。そういう意味じゃたくさんお客さん来ていただいているんです。ただ、その中で、もちろん働いている方、一生懸命されているんですけれども、商工会、商工振興会のほうで、もっと積極的に関わってほしかったと。 これだけのブランド力、そして、いいものを作っているんですから、まだまだ伸び代はあるというふうに考えておりましたけれども、これまで商工会、商工振興会のほうから積極的な改革というのはなかったと、自分たちが取って当たり前というふうな考えがあったんじゃないかというふうに、実際、そのことも商工会長に通じてお話ししました。ということで、今回なんですけれども、選定されて当たり前という考えじゃなくして、本当に、これをもっともっとよくするために、ここでしっかり考えてもらいたいということで、今回は1年間でということで公募したような次第です。 1年間ですから、来年度またやらないといけないんですけれども、その際には、商工振興会ありきというんじゃなくして、一般に公募して、その場合には、5年間程度、将来も見越して提案してもらうという形で、もっと競争性を持たして、ほんものセンターをよりよいものにしていきたいというふうに考えております。 2つ目の質問ですけれども、現在、活性化協会がやっております宿泊以外の4施設の運営に関してなんですけれども、今回は、引き続き、綾町産業活性化協会ということにしましたけれども、これまで活性化協会、実質、活性化協会といっても町がやっているようなもので、そういう中で、こういう多くの赤字といいますか、そういうのを出してきたという状況にあります。 ですから、一応、活性化協会のほうにここは管理させますけれども、それの運営の仕方については、それぞれの施設に対して、どこにやってもらうのがいいのかということは、再公募ということも考えられると思いますし、本当にもっと、経営的にしっかり計画を持ったところに運営してもらうのがいいのではないかというふうに考えておりますけれども、それを束ねて管理するところが産業活性化協会という考えでございます。 3番目の質問、宿泊3施設に関してですけれども、公募資料の変更に関してというのはございません。あのとおりに実施しております。 委託料に関してなんですけれども、まあかなり老朽化した施設、新たに始めるにはやっぱりリノベーションも必要だと思います。そんな中で、ここに参加していただくところも、ある程度、町からの支援も必要じゃないかなということで、委託料も含めたところで考えていかないといけないのかなというふうに思います。 ただ、これまでが令和元年におきましても、この3施設で運営管理費だけで4,600万円の赤字を出していると。今年度の見込みはさらに増えて、令和2年度の見込みは7,300万円の赤字になっていると。特に、これはコロナの影響も大きいんですけれども。 また、このほかにも修繕、補修のメンテナンスとしまして、これはこれまでの過去の平均なんですけれども、毎年5,700万円程度となりますと、この3施設で1億円超の赤字を出していると。活性化協会、町がやるというのが、やっぱりこういう利益を生むところの運営には、あまりふさわしくないんじゃないかなと。こういうのを考慮して、これから実際には、来年の4月1日から指定管理業者に運営してもらおうと思っているんですけれども、その中で多く詰めていかないといけないことがあります。 この委託管理料も含めて、今後どういうふうな形で進めていくかというのは、今後、最終的に協定書も結んでいかないといけないと思いますし、これからの課題となっていくと思います。ただ、そこと今後、話を進めていくことに関して、議会の同意を求めるものでございますので、よろしくご検討のほど、お願いします。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。
    ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) まず最初に、ほんものセンター、1年ということで商工会に対して、町長、副町長含めて1年半近くなるわけですけれども、今、お話になったお気持ちであったり、そういうものを商工会のほうにはどういうアクションをされたのかということですね。一方的に商工会に、いわゆる改革がない、積極的な関わり合いがなかったというふうにおっしゃっていますけれども、実際に役場のほうとしては、どういうふうな行動、それを取ったのか、先ほど、私、話しましたけど、商工会の理解、納得は得られたのかというところの状況をまずお聞きしたいというふうに思います。 それに関連して、千尋自然公園についても、今のお話でいけば、わざわざ5年にする必要はないですよねと、指定管理期間を。 そういうことであれば、同じように1年であったりとか、2年であったり、3年という形で見直すような再公募というような話しましたけど、5年間やるというようなことになると、それはちょっとつじつまが合いませんねと論理上おかしく矛盾していますねということです。 それから、3番目の綾川荘ほかについても、はっきり言って段取りが悪過ぎるなというふうに思っているんですけど、前からこれの話は出ているわけですし、町長も実際に、民間にという話をずっとされているわけですから、じゃこの施設をどういうふうにしていくのというのは、これまでの議会の中でもさんざん言われてきたことなんですけれども、それについて、新しい指定管理者を選ぶ段階において、この5年先の町としてのいろんな考え方、計画というのができていないということであれば、これはもう非常に怠慢でしかないと思うんですけれども、できているのか、できていないのか、それをお聞きしたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 同じく3つの質問でしたけれども、まず、最初のほんものセンターに関してです。1年間の公募にしますよということは、商工会のほうにはもう既に伝えておりますし、そのつもりで今回、いろんな提案の中で商工振興会のほうとしても出してこられました。トイレの改修をするとか、今のほんものセンターの前の広場のところでテント等いろんなもの開いて、より一人でも多くのお客さんに来てもらおうという意識ですかね、そういうのも見えてきています。以前は、こういうものが全くなかったと。 そこのところに、ある意味刺激が必要だということで、その分に関しては、会長もそうですし、事務局長のほうもそうですし、今回は1年でいきますよと、来年度、長期にわたってということで伝えてありますので。 それで、これに関して、これが商工振興会ありきじゃないんです。ですから、向こうの了解を取るというんじゃなくて、こちらの方針として、本当に、ほんものセンター、町の資産であります、ほんものセンターを最も魅力的に有効に活用してもらうところにお願いするということで、そこの意識だけは商工会のほうも考え直してくださいということで「分かりました」ということで、今回、提案が出されてきたような次第です。 2つ目の質問だったかと思いますけれども、千尋自然公園の吊橋の例を挙げてありましたけど、産業活性化協会では、5年間委託していると。これも私も理事長ですし、町の施設です。これから、そこにやってもらうわけですけれども、一応、5年間としていますけれども、この期間に関して、必要であれば途中でフレキシブルに対応することも可能です。途中から入ってきてもらう、そこのところは成績が悪ければ再公募ですけれども、違うところも考えていくとか柔軟に対応してまいりたいと思います。 3番目の質問でしたけれども、宿泊施設に関してはもう5年ごとに、指定管理者を選定するというのは、もう決まっていまして、町と2010年、15年、20年と、その5年目の節目になります。 ですから、当然今年は、この指定管理業者の選定なんですけれども、これまでの経緯を見ていて、やっぱり、この部分の赤字がだんだん大きくなってきているし、施設も老朽化していると。やっぱり一番の目的は、これは町の施設ですし、町の財政に負担をかけないように、そのために今回、一般公募を行いました。目的の一番はそこです。もちろん負担をかけないだけではなくて、綾町の有望な観光資源の一つだし、それをもっともっと活性化させてもらって、逆に収益を生むような、そうすることによって、波及効果として綾町全体の農産物もそうですし、多くのお客様が来ていただければ、そこで地元にもお金を落としてもらうということが目的にありますので、そういう意味で、今回、一般公募を行って、その上がった提案の中から有効と思われるところというのを選定したような次第でございます。 以上でございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 最後ですけれども、だから、いまいち、答弁に整合性がないんですよね。千尋自然公園については、町の施設ですからということで5年間の指定管理期間を設けた、それで、場合によっては再公募しますよという形で、いわゆる警告なり勧告なりをしていますよということなんですよね。 そういうことであったら、ほんものセンターも少し長期にわたってのビジョンを立ててもらって、そして、同じような形で、もしできなければ、そういう形でやりますよと、そういうふうに言えばいいんですけど、逆に、一年ありきで言われているような気がしているのですよね。 それだと実際に、千尋とかその他の施設との整合性がないような感じがしますので、確かに、何か問題、課題があったのかもしれないですけど、それをやっぱりきちんと直してもらえれば、やはり、綾の商工会がそういうふうな形でやるということになってくると思うので、指定期間について、特段に今現在、差を設ける必要はないんじゃないかなというふうに思います。まあ、それが1と2ですね。ほんものセンターと千尋自然公園の指定期間についての話です。 最後に、私が綾川荘について聞いたのは、指定管理者は予定どおり今年民間になるというのは、もう初めから分かっている話なので、それに向けてこの1年半で、ここをどうするのかというのをさんざん言ってきたわけなんですね、議会でも。 それについて、あるのか、ないのか、立てたのか立ててないのか、そして、それに基づいて今の候補者、候補企業について、きちんと話ができているのかどうかというのをお聞きしたかったわけです。そこをはっきり答えていただきたい。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ほんものセンター、あくまで例として、千尋自然公園が出されました。ほんものセンターというのは、正直もうかっている、もうかっているといいますか、とんとん、収支の状況はいいような状況です。 片や、千尋自然公園、そのほかのところもクラフトの城とか馬事公苑とかありますけれども性格が異なります。 何もやらなくてもと言うとおかしいですが、あまり企業努力しなくてもお客さんが来てくれるところと、そうじゃないところで性格が違うと思うんですよね。そこのところのやり方に関しては、本当にどこにやってもらうのか、例えば、赤字で、なかなかもうからないところに来てくださいとは、なかなか募集しても来ていただけません。そういうところに関しては、いかに経費を抑えるかという観点でやっていかないといけないんじゃないかなと。そういう意味で活性化協会が町の施設ですし、運営はしますけれども、今までこちらのほうもかなりな赤字を出していまして、それを抑えていく方法策を考えないといけないと。 片や、ほんものセンターのほうは、今でも収支の状況は悪くはないというか、プラスのほうに転じております。ですから、これをもっともっと伸ばしてもらうと、じゃそこに今もうかっているところに任せるかということじゃなくして、もっと魅力を発揮してくれるところを募集するというやり方があるんじゃないかと。 そういう意味で、今のほんものセンターの経営、運営の仕方については、一つ活を入れる意味で1年間、必ずしも商工振興会ありきではないですよと、真剣に考えてくださいと、ほかにもやりたいと言うとこがありますよと、言うとこきっとあると思います。ですから、そんな中、よりよい提案を出してもらうということで、1年間として区切ったような次第です。 あと、最後の宿泊3施設に関してですけれども、これはもう、はっきりしているんですよ、問題点は。 この3つの施設で、先ほど申し上げましたけれども、大幅な赤字を生んでいるんです。綾川荘、てるはの森の宿、合宿センター、こちらのほうで、昨年度で4,600万円の赤字、今年はそれに輪をかけて7,300万円、これに維持管理費を持ってきて、1億円を超えるんです。 これを抑えるために、また、これに対して町がお金を出してやっていくかどうかってことなんです。そこのところは、民間の方に入ってもらって、いろんなノウハウを持ったところにやってもらうことによって、これを抑える、経費削減につながりますし、これは、むしろ、やり方次第によっては多くもうかると思います。 そして、最も綾町で人を集客できる施設の一つだと思います。ですから、そういう意味で、この宿泊3施設に関しては一般公募を行って、より多くの経験、ノウハウ、知識を持っている、宿泊ホテル関係のノウハウを持っているところにやってもらうというのが一番いいんじゃないかなというので、ほかのものとは違って一般公募を今回は行ったような次第でございます。 以上でございます。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 今の答弁は違う。分かっているんです。今、数字を言われたのは分かっていますし、産業観光課の課長からも丁寧に説明を受けています、議会のほうも。それは分かっているのです。その上で、新たに、今、指定管理者を選ぼうとされている、これも分かっているわけです。公募やって説明会にも私も出ましたから。 そうじゃなくて、この先の5年間で、綾町はどういうふうにこれをしようとしているのかという計画をちゃんと立てたのかどうかというのを聞いているんです。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そこのところを最初に申し上げました。今のこういう経営的に苦しい状況、これを打破しないといけない、そのために、これを官、町のほうで運営するんではなくて、民間のほうで運営してもらう。そしてこの赤字をプラスに転じるということが今後の目標です。 以上でございます。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) 綾手づくりほんものセンターについては、自分は一般質問にも上げているんで、そんなに詳しくは聞きませんけれども、まず、今回3つの施設が出ていますが、それぞれ指定管理者が違うのに対して、今回、3施設はまとめて議案にされたのはなぜか、お伺いいたします。 次に、まずこの施設3つ上がっていますけど、この施設どこのものか、お伺いいたします。 次に、指定管理者の考え方をお伺いいたします。 また、利益が上がったときに対して、その利益はどこのものか、お伺いをいたします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今回、宿泊3施設を同時に行いましたよね。この3施設を1つの公募としたのは、町の町費負担をいかに抑えるかという観点から行っております。 これまで、綾川荘、てるはの森の宿、そして合宿センター、それぞれで運営を行ってきました。それぞれのところで、フロントがありそれぞれのところで食事を作って、それぞればらばらにやってきた。3か所同時にやるというのは負担かかりますよね。 それを一括して、この3つの施設は綾町の宿泊施設だという観点からやることによって経費効率化につながるということから、3つの施設を同時に行ったような次第です。 すみません、もう一つの質問は何でしたっけ。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) まず、最初の質問が3つの施設というのが、今回ここに出されている綾手づくりほんものセンター、これが商工振興会のほうが指定管理者になります。次のところが綾町産業活性化協会指定管理者になります。その次のところが、有限会社TOPIKAになるんで、それぞれ指定管理者になるところが違うのに対して、この3つのことを1つの議案として出された理由をお伺いしたのが1つ目です。 次の質問は、まず、この施設に関して、この施設は、どこの持ち物かということを質問いたしました。また、その際、今度、指定管理者になられるところが出てくるわけですけれども、指定管理者に対する町長のお考えをお聞きしました。 それで、指定管理者を受けられた際に、マイナスが出るか利益が出るかという、その指定管理者の努力によるものだと思いますけれども、その結果出た利益に関しましては、どこの持ち物とお考えなのかというのを、これが利益を上げたのが指定管理を受けたところの持ち物なのか、または、いや、そこは町の持ち物とお考えなのか、それをお伺いしました。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 失礼しました。今回3つの公募を行ったが、それを1つの議案として上げた理由はということですね。 これは町有の施設、それぞれ活性化協会が今まで運営してきた7施設、ほんものセンターもそうですし、こういうものを、今後、これからどういうふうに運営していくかということで、一括して審議に図ったほうがいいだろうという観点から1つの議案として上げた次第です。 2つ目の質問ですけれども、施設の所有者、これは綾町です。全ての施設を管理するのは綾町です。それを運営させるのはどこかということなんですが、全て公設でございます。 3番目の質問だったと思うんですけれども、利益が出た場合どうなるのかと。これは、そこを経営している指定管理者になると思います。ただ、もし利益が出たときに、利益といいましても委託料とかというものを町から出しているということであれば、その年度、年度で、その契約というのは結びますけど、翌年度に委託料が変更になるとか、あるいは将来これがどんどんもうかるのであれば、逆にその施設をお借りしているということで、それに対する賃料を頂くということも可能ですので、当然そこのところはしっかり頑張ってもらって、指定管理業者もそこでウィンになる、そしてこれを管理する町のほうもウィンになると、そういうふうな形に持っていけたらいいかなというふうに思っております。 以上です。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) 最後のことをちょっと聞いたのは、先ほどの松本議員への回答の中で、綾手づくりほんものセンターに対して改革がない、今回は以前にはなかった改修計画が出ているんだとかなっていますけれども、普通に考えれば、建物は綾町のものですので、改修自体の計画を立てるということ自体が、まず指定管理者に求めることがおかしなことじゃないかなと感じたんで、質問させていたただきました。 また、それがその理由で1年間にされたと言うんであれば、この3番目に上げられているTOPIKAに対する宿泊3施設、これに関しても利益が出た場合は、改修とかはその指定管理者に求めるということは、お伝えになられているのかどうか、お伺いいたしました。 先ほど、質問の中で回答されてなかった、その指定管理者についての考え方について町長にお伺いしましたけれども、今、ほんものセンター利益が出ているとはいえ、指定管理者になられている商工振興会、そこの役員のメンバーの方々は給与という形ではもらっておりません。もし、そういったものをお支払いする、ご自分たちが受け取るとなった場合には、今現在、あそこにある貯蓄額、そういったものは残ってないと思いますけれども、それでも、そこはもうかっていると言えるのかどうかをお伺いいたします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) ほんものセンターに関する質問のところなんですけれども、例えば、トイレとか、そういう施設は町のほうでということなんですけれども、それも、例えば、金額で幾ら幾らぐらいから以下の通常営業に関わっているところは指定管理業者のほうで、あるいは、大きいものがあったら、それはちゃんと線引きがあります。 ただ、今回それを提案することによって、商工振興会のほうでも何とか魅力アップを図らなければいけないということで、前のほうの広場のほうとか、そちらのほうにも手を加えていらっしゃいましたし、そういう意味じゃ競争といいますか、競争意識というのが、よそに取られたくないという意識が働いてきているというふうに私は捉えております。 ですから、先ほどより申し上げておりますけれども、商工振興会ありきという考え方じゃなくて、もし、もっといい提案を出してくるところがあれば、そちらのほうと町は話しますよという考えを持ってください、競争心を持ってくださいという意味で、今回1年間というのを出したところです。 あと、宿泊3施設に関しては、今回、有限会社TOPIKAのほうが提案書を出してこられて、そちらのほうが選定委員会のほうで選定されたということなんですけれども、これから指定管理業者が運営していく中で、最初いきなり来て最初の年から黒字になるかどうかというのは分かりませんけれども、そこのところはしっかり管理者のほうも、できるだけ早期にプラスに転じるという努力はされると思います。 ですから、一応、契約というのは、もう5年間ということなんですけれども、毎年、毎年、その指定管理業者との年度の協定というのは考えていかないといけないと思いますし、そうすることによって、将来はこれがプラスに転じていく方向にというふうに望んでいるところなんですけれども、そういうことも含めて、これから本当にTOPIKAのほうと協定書を結んでいきます。その中には、こういう委託料を毎年どのぐらいにするかと、とりあえず当初は2,500万円という形で提案が来ていますけれども、それに対して妥当なものであるか、2年目から5年目に向かってどう進めていくのか、あと、働いている方の雇用条件とか、現在働いている方とか、そういうのも含めてしっかり協議していかないといけないです。 こちらからの条件としましては、現在働いている方は全員雇用していただくことが条件ですよというふうに伝えてありますので、そこのところは理解されております。ですから、現在働いている方はそのまま継続して働いてもらうと。あとは経営努力なんで、その中でオーナーが経営を携わっていくことになるので、従業員との関係というのは当然出てくると思いますので、そういうのも含めて来年4月から運営してもらうということであれば、その協定書について細部にわたって詰めていく予定でございます。 以上です。 ◆議員(松浦光宏君) 議長。松浦。 ○議長(日高幸一君) 松浦議員。 ◆議員(松浦光宏君) 綾手づくりほんものセンターに関しましては、一般質問のほうで詳しくお聞きしたいと思います。 3つの施設に関して、一括で今回議案で出されたのはなぜかとお聞きしたのが、もし、この中に1つでも反対というのがあった場合に、一括して全てを反対しなくちゃいけなくなる可能性が出てくるんですけれども、その場合、全てが落ちることになる可能性もありますけれども、それでもやっぱり、この3つの施設を同じ議案としてなされるんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 町としましては、この3つの施設を議会の中で承認していただきたいということで提案しております。 これは、これからの委員会等で十分議論して理解してもらうように、我々のほうで努力してまいりますので、しっかりこの件に関しては、これまでほとんど考えてこられなかった、もう最初からやるところが決まっていたという考え方じゃなくて、これから先は相手を選ぶ、また、向こうもこちらを選ぶという意識が我々の中で必要じゃないかなと。全てにおいて競争心を入れていく、それがやっぱり経営努力のほうにつながっていきますし、その考え方をもってしっかり議論させていただきたいと思います。そういうことです。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) あまり内容もよく分からないうちに質問するのはちょっと難しいんですけれども、今日この本会議が終わった後に全員協議会があって、そこで担当課からいろいろ説明資料の提出という段取りになっていると思いますけれども、それでよろしいわけですね。 大まかなことだけお聞きします。 まず、その5年という契約期間、これ、どういう意味合いがあるのか、私はちょっと長いかなと、個人的には、そういう思いがあるんですけれども、この5年の中でうまくいかなかったというような場合に、途中解約というんですか、協定自体を見直しますよというところを入れようとしているのかどうかということですね。それと、委託料も民間に決まった場合、委託料も支払っていくということですので、建物の維持管理も町の費用で賄うわけですよね、そうですよね。そうすると、今までとどこが違うのかというのが本当によく分からない。今年は確かに、数字的には上がってこなかったと思います。それは、大きな原因としては、やっぱりコロナが大きな原因で、試す期間がなかったということもあると思うんですね。コロナさえなければ、数字的には上がってくるんだろうと思うんですけれども、来年から維持管理も町であるし委託料も支払っていくということになれば、その違いがよく分かりません。その辺の説明をお願いいたします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) これは、これからの交渉、協定書の中の内容に関してくることだと思います。 一応、5年間ということで今回公募いたしましたけれども、5年間というのは、企業とかが計画を立ててやるときに、初年度は設備投資とかそういうのをしないといけないということで、経営的にはプラスに転じないかもしれませんけれども、5年間のうちに黒字に転じる、何年目に転じるということが描けると思います。ですから、一旦は5年間ということ、じゃあ5年間任されたんだ、その間にどうやって持っていこう。初年度の計画、2年度の計画、3年目、4年目、5年目というのを立てられるかと思いますので、5年間と示してあげたほうがいいのかなと。 ただ、その中で、これはあくまでも町の施設ですので、町の考え方にも沿わない場合には、当然のことながら途中で解約という文書は入ってきます。ですから、2年目、3年目以降に全く違うような形になると、それはちょっと困りますよと。ですから、そこはしっかり一文入れて、毎年これに関しては協議していきますし、これは先ほどの委託料とかにも関係してくるかと思うんですけれども、最初の1年目はこうしますよと、1年目の結果で収支報告を出してくださいと、これだけよくなりましたねと、じゃあ2年目は2,500万円じゃなくて、もうちょっと抑えられますねとか。もちろん、その中で向こうのほうも、それでも十分やっていけますとかという形出てくると思いますので、委託料も含めて契約書、協定書、また毎年更新していくと。それでも、とりあえず5年間というのは運営していただくということを、最初にうたっているところです。 これまで、それが実は町と町の中でやってきたんです。綾町と綾町産業活性化協会綾町産業活性化協会って産業観光課の中にあった、ただ有名無実で。ですから、今までそういうことを全然考えなくてよかったんです。ああ、今年も幾ら赤字出した、じゃあ、その赤字分を委託料を出しますよというふうなやり方をやってきたから、全くそういうことは考えてなかったんですよ、これまで15年間。それを誰も気づいてなかったんです。誰も注意しなかったんです。そこに問題があったと。 ですから、これからは、毎年、毎年、そこのところをチェックしていって、公設民営という形なので、その状況に応じて協定書案というのは書いていくという形になるかと思いますので、そういう方向でこの宿泊3施設を運営していき、そして黒字に転じさせると、それで、町にとってもプラスになりますよという方向に持っていきたいというふうに考えております。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員、質問は2問までとなっておりますので、御協力よろしくお願いいたします。 ◆議員(青木實君) 質問に答えてなかったので、その点だけ。 委託料がお支払われるということですよね。少なくなる場合もあるし、多くなる場合もあるということですかね。今、その答弁が欠けていたので再質問しました。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 委託料に関しては、増減があると思います。ただ、考え方として、将来的にはこれをゼロ、そして、むしろ賃料を頂くという方向に持っていくと。で、最初のやっぱり初期投資というのは必要だと思いますし、ご存じのとおり、いろいろ改修しないといけない、かなり老朽化はしていますよね。そこのところは最初、町としても、てこ入れしないといけないですし、前回の補正予算の中でも、てるはの森の宿、そして今後、綾川荘に関しても、最初の改修、補修等に関してはやっぱり町もやらないといけないと思います。 ですから、もちろん運営の状況を見ながらですけれども、委託料に関しては変更があり得るということです。 ただ、望ましくは、町にとって払わない、あるいは、賃料を頂くという方向に持っていってもらいたいということです。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) なるべく手短にやりたいとは思っているんですけれども、先ほど、同僚議員への答弁で、宿泊3施設の職員全員の雇用をというのを条件にしているとおっしゃったんですけれども、私は、その各指定管理のところに、どういった条件、要するに統一した条件、今、議案審議しているものは、公の施設ですから、要するに、住民の福祉の向上に寄与するというのが公の施設の設置目的です、条例の最初にある。ですから、綾町民の福祉の向上に寄与することが一番の問題であって、今、言われているような、その財政負担がどうとか、もうかったらどうするかとか言うよりは、この施設の設置目的は、住民の福祉の向上に寄与することだということを念頭に置いていただきたいという立場から、どういう条件で公募されたのか伺いたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) もちろん、町有の施設ですので、住民の福祉に寄与するということが非常に大切です。 ただ、これをもう少し広義に、広い意味に取ってみましょう。 赤字を7,300万円も今年度の見込みで出すということは、7,300万円もあれば、福祉とか教育とか、そういうところにお金を回せるんです。ですから、ここが経費削減になるということは、全体的に見て町民全体の福祉向上のほうにも予算を回せますし、そのことはしっかり理解していただきたいと思います。 もちろん、あそこで働いている方、その人たちの雇用というのは、一番最初にこの指定管理業者に伝えていますので、狭義の意味の福祉向上ということを考えていますけれども、もっと広い意味でこちらが町にとって重い負担にならないようにしていくということが、町民の福祉向上にもつながっていくということはご理解いただきたいと思います。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) そういう立場でおります。 ですから、今回、指定管理をしようとしている業者、まあ、活性化協会はちょっと違うかもしれませんけれども、でも、立場上、条例上はそうなんですよね、活性化協会といえども町長がおっしゃるように、役場の中の町長が理事長で、課長がみんな理事になっているわけですから、誰も気づかなかったんじゃなくて、ずっとそこは指摘されてきたところなんです。私も、そのたびに言ってきました。 それを町長が今回替わられて、初めて指定管理の業務に当たられる。そうすると、町長が今まで同僚議員に対する答弁をお聞きしていると、籾田学氏としては、自分がやってきた責任じゃないとおっしゃるかもしれませんけれども、行政としては、そちら側の責任なんですよ、今まで指定管理してきて、いろんな赤字が出てきた活性化協会の施設が。何か、お話聞いていると、責任の所在が全然明らかにされてないんですよね。これまで赤字を抱えてきてやってきたことを誰も気づかなかったなんてことはなくて、それぞれそのたびに問題にはなっていたんです。それを改善してこなかったということなんです。だから、管理者責任だと私は思っています。 それで、平成28年に総務省が公の施設の指定管理者制度の調査結果をまとめたものがあります。その中でいろんな指定管理者を選定するに当たって、いろんな条件があるんですね。例えば、9割の市町村では、厳密に言うと87.9%なんですけれども、選定時にリスク分担に対する条件とか、あと個人情報保護への配慮規定についても9割の施設では協議をしていますし、指定管理者のその評価についても8割近い自治体がやっています。それから、選定基準がどうなのかということもやっております。ですから、そういうことが綾町でされていたのかどうか、お答えいただきたいと思っています。 それで、今回、指定管理に当たって、どういうことを綾町の公の施設の設置に関する条例で定めているのかということがちょっと気になったので、調べてみました。 指定管理者が行う業務として3つあるんですけれども、公の施設の管理運営に関して規則で定める業務というふうに書いてあります。これは第9条の4ですね。第9条の5では、第7条に定めるもののほか、指定管理者が行う管理の基準というところです。第7条に定めるもののほか、規則で定める管理の基準に従って公の施設の管理を行わなければならないというふうに規定されています。この規則は、何もないんです。規則という項目はあります。ここの条例に書いてある規則で定める業務も、規則で定める管理の基準というのもできていないのはご存じでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) まず、ご質問のところで、管理者責任があったというのは事実だと思います、これまで。私が就任するまで、それまで本当にちゃんと正しく指定管理者の選定が行われていたのかというところは、大いに問題があると思いますし、その件に関しては、むしろ、そのためにいろんな形でこれに関して追及していただきたかったなと。 今回は、内側のほうから変えようと、これはおかしいよと。今までは内側のほうからは変えようという気は、そういう発想があったのかどうかは知りませんけれども、それは握りつぶされてきたということじゃなくて、本当に町の施設であってもこれを効率的に運営させる最もよい方法はどういうことなのかと、役場が自らやるほうがいいのか、あるいは、これを指定管理として出したほうがいいのかという判断のところで、今回、私はこれを一般公募として、もっと専門的経験、ノウハウ、実績のあるところにやってもらったほうがいいんじゃないかということで、今回、宿泊関係の施設も含めて、公募いたしたというところです。 それから、リスク分担、個人情報、さらには選定基準に対しても言われましたけれども、今回、指定管理者を選ぶに当たって、選定委員5人の方にお願いしました。その方に判断してもらって、11月6日そして11月20日、2回にわたってこの3つの公募に関して評価していただいたんですけれども、それぞれ、今、議案の中で提案した形で、この3者に選定することでよろしいという判断を頂いたところです。 選定基準に関しても、それぞれのビジョン、その会社の実施能力、あるいは過去に経験があるのか、あとはコスト的な提案も含めて提案してくださいと、提案書の中にはそういうのが含まれております。そういうのを見て判断していただくということにしておりまして、その選定基準に合致したところ、今回この3つが公募によって選ばれたところでございます。 あと、条例の中でそういうふうな細かい記述がなかったというのが、やっぱり今まではそれで済んでいてやってきたんでしょうけど、今回、一般公募によって選んだことによって、そこのところも今後しっかり見直していって、本当に選定する基準について明確にしていく必要があるんじゃないかというふうに考えております。 以上でございます。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 確認します。お答えなくてもいいんですけれども。 私は特に首長が替わった場合に、これまでやってきた行政のいろんな問題について、考え方が違う方が首長になったり、方針の違う方がなっていくということは、私も郷田さんから前田さんになったときもおりましたので分かるんですけれども、それまでのことを全部なかったこととして、なかったこととしてと言えばいいのか、全否定される形になると、住民としてはどこに行政に対する責任を求めていくかという意味で言うと、すごく不安定な状況になるんです。 だから、前町長のやってきたことを批判されるのはご自由ですし、やってきたことを否定されることも、それは悪いことじゃないのかもしれないんですけれども、だから責任がないんだというような形になってくると、住民はどこをよりどころとして税金を払って信頼していいかというところは、非常に精神的に不安定になると私は思っています。ですから、いろんなことがあったことをあったこととして、評価はしていただいて結構ですけれども、そこを含めて、新しいトップに立った方は責任を持っているというところが、私は籾田町長の姿勢には見られないので、いつも何か前のところを否定したところでやっているので、住民としては非常に不安定な状況が綾町政では続いているというふうに認識しております。答弁は結構です。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今の橋本議員のコメントに対して、私も一言言わせてください。 確かに、これまで30年近くやられてきたわけなんですけれども、その間にどうしても綾町の中で固定的にしみついたものがあります。私はやっぱり、それじゃいけないんじゃないかなというので立候補いたして、現在、町長のほうに就任したわけなんですけれども、今、まさしく変わらないと駄目なんです。確かに、変革というものに対してちょっと抵抗を感じる方、たくさんいらっしゃると思います。でも、必要なことは町をよくしていこうということで考えておりますし、大きなまちづくりに関する考え方というのは全然変わってないんですよ、綾町の進むべき方向として。 ただ、そのやり方、システムに対して、これまで皆さん盲目的になっていたと。本当に、質問しても聞いてもらえなかったということじゃなくて、この機会に、もっと本当に伸び伸びと誰でも発言できて、公平・公正にできる、そういうふうなまちづくりにしていくことが私の使命だと思っていますので、そういう今までのやり方を踏襲してという意見があることも十分承知しております。でも、そのままでしたら、どんどん、私は綾町の町というのは、今までみたいに活気があるといいますか、そういうことじゃなくて、注目度が薄れていくんじゃないかなということのほうを心配しておりますので、今回のこともそうですけれども、積極的によりよい方向に持っていきたいなというふうに考えております。私の考えでございます。 ◆議員(池田和昭君) 議長。池田。 ○議長(日高幸一君) 池田議員、質問されますか。池田議員。 ◆議員(池田和昭君) 選定委員会で、2回ほど会議をされて今回の候補者が決まったということでありますが、今後、いろんな、今、問題が出ております、意見が出ておりますように、選定委員会というのは、その選定をするだけの会議なんでしょうか。私は、まだ議員になって日が浅いものですから勉強も足りませんが、そういうふうに思っております。 それで、この、先ほど選定委員が5名いらっしゃるとおっしゃいましたが、差し支えなければ、どういう方を選定されたのかが一つ。 その選定委員会の中で、今後いろんな、それなりにみんな考えて、「ああ、どうなるっちゃろうか、こうなるっちゃろうか」という意見があると思うんですね。そんな意見もいっぱい出てきたと思うんです。そして、その会議で出てきたものを選定委員会がそのまま、町というか、籾田町長を筆頭にいろんな、またその協議の輪に入ってもらって、最終的に案として出てくるのかどうか、選定委員会は選定委員会なのか、この点を聞いてみたいと思って手を挙げました。よろしくお願いします。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今回、この議案第64号で3つの指定管理業者選定に関することは説明しましたけれども、この選定に関して、私は5人の方に選定委員会の委員になってもらって、上げられてきた提案書に対して評価してくださいというふうにお願いしました。 1人は役場の代表と、1人は議会からの代表と、あと2人は町民の方の代表、あともう一人は民間事業者からの代表ということで、綾町に関わっているこの5名の方に評価してもらい、いろんな角度から意見を出してもらっています。男性の方もいらっしゃいますし、女性の方もいらっしゃいます。その中で判断してもらって、今回ここに議案に上げていますように、それぞれの候補に関しては、ここで妥当でしょうっていう意見を頂いているところでございます。 そういうことで、選定委員に関しては、私は、ちなみに選定委員の中には入っておりません。ということなので、選定に関しては、そちらのほうに判断していただいたということでございます。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第64号は総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第64号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第11、議案第65号、農業等施設の指定管理業者の指定についてに対する質疑を許します。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 確認ですけれども、指定の期間が3年ですけれども、これはもう通常3年ということなんでしょうか。それとも、もうちょっと長かった、もしくは短かったということで変更されたかどうかをお聞きします。 ○議長(日高幸一君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) お答えいたします。 従前より、3年という形で設けております。5年というのもあるんですけれども、いろんな経済社会情勢の変化がありますので、指定管理者が受ける不安要素もあると思いますので、3年でいろんな見直しができるスパンに従前からなっているかと思います。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第65号は総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第65号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 ここで暫時休憩いたします。午後は1時半から開会いたします。(休憩午後0時01分)………………………………………………………………………………(再開午後1時30分) ○議長(日高幸一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。────────────・────・──────────── △日程第12.議案第66号 ○議長(日高幸一君) 日程第12、議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(籾田学君) それでは、議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)の提案理由を申し上げます。 一般会計補正予算の1ページをお開きください。 令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによります。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8,737万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ61億3,107万1,000円とします。 第2項、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によります。 それでは、5ページをお開きください。 第2表、地方債補正、1変更、辺地対策事業債は、尾立地区営農飲雑用水施設整備事業に県補助金の交付決定があったことから限度額を減額するものです。 次の公共施設等適正管理推進事業債は、小学校普通教室棟屋根防水改修工事の事業費確定に伴う限度額の減額です。 それでは、主なものにつきまして事項別明細書で説明いたします。 8ページをお開きください。 歳入の説明をいたします。中央の節、区分をご覧ください。 上から4段目、2社会福祉費負担金、障がい者自立支援給付費負担金935万1,000円は、本補正予算の歳出に増額計上いたしております障がい者介護給付費訓練等給付費と障がい児入所給付費に係る国庫負担金でございます。 9ページをご覧ください。 1段目、2社会福祉費負担金、障がい者自立支援給付費負担金467万5,000円は、先ほどと同様、障がい者介護給付費訓練等給付費と障がい児入所給付費の県負担金でございます。 一番下の2ふるさと納税寄附金5,000万円は、ふるさと納税が好調なことから年度内寄附額を3億5,000万円を見込むものでございます。 10ページをお開きください。 1段目にあります、1財政調整基金繰入金1,200万円は、今回の補正予算計上に当たり不足する財源を財政調整基金から繰り入れるものです。 1段下の1公共施設等整備基金繰入金980万円は、綾川荘式部屋敷かやぶき屋根かやふき替え工事の財源として、公共施設等整備基金から繰り入れるものです。 次に、歳出でございます。 今回の補正は、さきの臨時議会で改正のあった給与条例等に係る人件費の減額、コロナ禍による事業未執行分の減額、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金対象の新規事業計上に伴う増額、同交付金の事業完了及び見込みに伴う減額を計上いたしております。 それでは、主なもののみ説明いたします。 15ページをお開きください。左の目の欄をご覧ください。 中ほどの2賦課徴収費、12委託料は、国税のe-TAXと連携した申告納税システムを新型コロナウイルス交付金を活用して整備するものです。 1段下の3ふるさと納税費は、歳入のふるさと納税寄附金で説明いたしました歳入に対する返礼品、送料、インターネットサイト利用料のほか、次ページに記載しております、ふるさと綾サポート基金の積立金を計上するものです。 18ページをお開きください。 2段目、2社会福祉対策費、17備品購入費は、新型コロナウイルス交付金を活用し、現在1台で対応している外出支援事業の車両を1台追加し、2台で運行できる体制を整えるものです。 その下の19扶助費は、身障者等の居宅サービスや障がい児通所支援サービスの利用が増加していることから補正計上するものです。 19ページをご覧ください。 2段目、3老人福祉費、19扶助費の配食サービスは、これまで委託先である綾町社会福祉協議会から、民間の宅食事業者へ変更し、食事の提供に併せて見守り事業を委託するものです。 21ページをお開きください。 上から3段目、6健康増進対策費、10需用費は、新型コロナウイルス交付金を活用し、町内の医療機関、高齢者施設に感染予防、拡大防止のための必需物品を支給するものです。 23ページをお開きください。 前ページから続く3農業振興費、18負担金補助及び交付金の一番下にあります林業経営者緊急支援事業補助金は、新型コロナウイルス交付金を活用し、コロナ禍により大きな影響を受けた林業経営者に対し、雇用維持を目的とした支援金を給付するものです。 24ページをお開きください。 2段目、2商工振興費、18負担金補助及び交付金は、飲食店事業継続激励給付金ほか、新型コロナウイルス交付金を充当した事業の執行見込み残を減額するものです。 一番下の3観光費、12委託料は、コロナ禍により綾川荘、てるはの森の宿、合宿センターのキャンプ、合宿客、旅行宿泊客が見込めないため、活性化協会施設管理委託料を計上させていただくものです。 25ページをご覧ください。 前ページから続く3観光費、14工事請負費は、一部雨漏りが発生している綾川荘式部屋敷のかやぶき屋根を公共施設等整備基金を取り崩してふき替えるものです。また、小田爪陸上競技場トイレ改修工事は、新型コロナウイルス交付金を活用し、洋式化と照明、水栓の自動化を図るものです。 中ほどの3道路新設改良費、22償還金、利子及び割引料は、平成29年度社会資本整備総合交付金事業国広橋架け替え工事の返還金でございます。 この件につきましては、議会全員協議会でご説明いたしたとおりでございますが、今後このような事案が発生しないよう、さらに緊張感を持って、それぞれの仕事に取り組むよう指示、指導してまいりますので、格別のご理解を賜りますようお願い申し上げます。 次に、27ページをお開きください。 一番下の2事務局費、17備品購入費は、新型コロナウイルス交付金を充当した小中学校GIGAスクール事業の執行残を減額するものです。 最後に、28ページをお開きください。 2段目の1学校管理費、14工事請負費の減額は、小学校普通教室棟屋根防水改修工事の事業執行残でございます。 以上、議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)の提案理由の説明に代えさせていただきます。 ○議長(日高幸一君) 議案第66号、令和2年度綾町一般会計補正予算(第7号)に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 数点伺います。 まず初めに、今回期末手当を0.05か月分削減することになりましたけれども、一般職員分の合計と会計年度任用職員の合計額を教えてください。 それから、19ページです。 配食サービスが業務委託されること、民間への委託になりました。給食を作る場所とか、それから単価とか、業務を変更することによって、どういうことが今までと変わるのか、伺いたいと思います。 それから、23ページの林業経営者緊急支援事業補助金ですけれども、議会運営委員会で出していただきました資料を見ますと、細かく人数が記載されておりますけれども、これは5か月分というふうに理解してよろしいんでしょうか。1人4万円の5か月掛ける人数というふうに出ているんですけれども、5か月だとすると、いつからいつまでの分として補助されるのか。今まで、飲食店関係とか、コロナ対策で補助金だったり交付金だったりが出されておりますけれども、事業者に働いている人1人幾らというのは、これが初めてだと思うんですね。ですから、考え方についても答弁を求めたいと思います。 それから、24ページです。 先ほど、町長の提案理由説明で、一番最後の観光費のところの活性化協会の施設管理委託料1,900万円ですけれども、集客が見込めないとおっしゃいました。12月に入っておりますので、合宿センターと綾川荘の運営が再開されているかと思っておりますが、予約も含めてどういう状況になっているのか、伺いたいと思います。 最後に26ページです。 消防費のところのコロナ関係の減額の内容につきまして、少し詳しく答弁いただけたらと思っております。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 配食サービスについての質問がありましたので、そちらのほうをお答えしたいと思います。 今回、1月から、民間の配食サービス業者に、社会福祉協議会から移行することになります。 まず、自己負担額が、これまでご飯ありという部分が450円から400円に、ご飯なしという部分が400円から350円に、自己負担のほうが変更になると思います。 あと、1食当たりの町の負担額として、これまで、社会福祉協議会で作っていた1食当たりに要した額が1,138円、算定ではかかっておりました。ですので、この部分から本人様の自己負担額を450円引いたときに、大体、町のほうは688円を1食当たり払っておりました。 今回、民間業者の普通食という部分が595円で算定されておりまして、そのうち本人の負担のほうが400円になりますので、町の負担としては194円を1食当たり業者のほうに支払うような形になります。 また、これまで日曜日のほうは配食サービスをしておりませんでした。今回頼もうとしている配食業者のほうは、日曜日も含めて配食をしていただけます。 ですので、配食を行っていない時期というのが12月29日にから1月3日まで、それ以外の日は、希望されれば配食をしていただけるということで、契約を結ぶようにしておりますので、安否確認というところも日曜日が空かないという部分では、安心が持てるのではないかなというふうに思っております。 今回の部分で、3食とも汁物というものをつけておったんですけれども、その汁物については、提供を今回はしないという形を取っております。後期高齢者とか綾町の方の健康状態を見たときに、3食とも汁物というものを提供すると、どうしても塩分過多になってしまいます。基礎疾患とか、そういう治療のレセプトなんかを見ても、塩分が高いことでの高血圧とか高脂血症とかという部分がデータとして出ておりますので、そちらのほうの汁物の提供というところを控えさせていただくような契約を結ぶような予定にしております。 また、今回の補正のほうで予算が通りましたら、今、社会福祉協議会ほうで提供されている配食を利用されている方々には、1軒1軒、業者のほうと替わったというようなことの説明を、お家のほうを伺って、担当者のほうがするような形で対応していきたいというふうに思っております。 以上になります。 ○議長(日高幸一君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) 林業関係のコロナの対策ということで、先ほど5か月という数字ということで、おっしゃったとおり期間が5か月ということで、5が掛けてあるということでございます。これは3月から7月までの5か月間が木材価格が下落した期間、1万円が大体その再生産価格と言われているんですけれども、それを割り込んだ月が3月から7月ということで、5か月ということになっております。 それから、人数が掛けてあるんですけれども、これは事業所ごとの従業員数にばらつきがありますので、9名の事業所があったり、6名だったり、2名だったりということで、それぞれ影響額といいますか、幅が大きく違いますので、従業員数を基にして差をつけているということでございます。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 産業観光課長。 ◎産業観光課長(松下栄一郎君) 宿泊施設の予約状況についてのご質問にお答えいたします。 コロナの影響を受けていまして、全体的に予約もやっぱり鈍い状況でございます。それは、宿泊もそれから宴会もひっくるめて同じようなことでございます。 ただ、今、NTT西日本が昨日からニューイヤー駅伝に向けての合宿に入ってきてくれています。人数は15名程度だと思いますけど、ただ、コロナ感染のために1人1部屋という制約を受けた中での合宿を今回いただいてます。 その後は、トヨタ自動車九州が同じように合宿に来てくれるような予定になっています。 それから、年末になりますと、全国高校サッカー選手権大会が今予定されていますけど、それに行くチームが九州管内のチームで7チーム──1チーム30名ぐらいだと思います──が合宿に来てくれる予定になってます。 その後、それに行けなかった組が、今度は8チームぐらいで、同じように合宿をしてくれることになってます。 そういうふうに、予約はある程度もらっています。 ただ、コロナの状況で感染拡大になると、やっぱりキャンセルというのが相次いでいます。 感染が拡大していますけど、この感染拡大の影響でもう既に200万円ぐらいのキャンセルが宴会もひっくるめてあっていますので、非常に厳しい状況が続いているというふうに思っております。 以上でございます。 ○議長(日高幸一君) 総務税政課長。 ◎総務税政課長(蓮子浩一君) ただいまのご質問にお答えいたします。 期末手当の部分ですが、一般職が今回の補正で134万円、会計年度任用職員が76万1,000円の減額ということになっております。 それから26ページで、消防費の減額の関係なんですけれども、一応消防団の資機材関係の防じん眼鏡とか耐雪手袋とか救命胴衣とか、こういったものの予算を計上しておりましたが、入札等の残でございます。 それと、コロナ対策の消耗品関係ですけれども、それぞれ消毒液、それから指定避難所の用材、こういったものの執行残というか、入札残でございます。 以上です。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 配食サービスですけれども、今までデイサービスのあるところで作っていたと思うんですけれども、その調理もそこではもうやらないということでよろしいでしょうか。 それから、3食とも汁物の提供はしないと。今まで2食でしたよね、3食配食はしてないと思うんですけれども。塩分過多については理解はできるんですけれども、もう要するに、1食もおみそ汁とかそういうものは全く提供しないということでよろしいですか。すみません。3食はしないけれども、1食はするという意味なのかどうかが理解できませんでした。その点、再答弁お願いいたします。 それから、先ほど農林関係で林業の説明いただきまして、中身についてはよく理解できました。 ただ、飲食店とかそういうところは、従業員とかの数には関係なく一律だったと思うんですけれども、その林業関係のところが、特に飲食店などのコロナの影響よりも影響が大きいということで、その従業員1人当たりということになったのかどうか、もう一度確認をさせてください。 それから、活性化協会が11月まで、9月、10月、11月の3か月間、営業を休んだ、事業を止めたわけですけれども、3か月休みに入るときに、12月は忘年会とか年間でも一番利用客が多いときだから、12月から始めると町長は答弁されたと思っておりますが、そのときの計画からしてどうなのか、その計画と比較してどうなのか、伺いたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 3食と言いまして申し訳ありません。その点は、間違っておりました。訂正いたします。 汁物については、希望されれば100円という形で提供はすることができます。ただ、カロリーの計算とかという塩分の計算も含めて、その辺りが汁物がない状態で計算をされているということで、基本は汁物までつけると塩分が多少上昇しますので、その中には入らないということが前提になります。 あと、社会福祉協議会が配食を作っていた場所での調理というところですけど、今後はそちらでのお弁当作りというのはないということです。 以上になります。 ○議長(日高幸一君) 農林振興課長。 ◎農林振興課長(兒玉良次君) 差がつけてあるということで、先ほど申し上げましたけれども、従業員数にやはり非常に差があまりにもあると。 各飲食店でこんなに差はない、大体2人ぐらいでされていると思うんですけど、林業者の場合はどうしても従業員、出荷はできなくなったけれども、従業員を首にはできないという状況もありましたので。かといって、みんなを均等に、例えば100万円ずつ配った場合は、非常に少ないところも100万円、9人でも100万円ということになりますと公平性も保てませんので、そういうことも総合的に判断しまして、より実際に受けていらっしゃる影響額というんですか、そういうのを補填できる形で、なおかつ公平性が保てる形でということで総合的に判断したところでございます。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 橋本議員から質問ありましたが、12月の忘年会ということでしたけれども、9月、10月、11月に閉鎖したときは、12月には少しはコロナのほうが回復してくるのではないかという期待があったんですけれども、今現在、第3波も来ていますし、宮崎市のほうはオレンジ圏域ということで、Go To Eatのほうも4人以下に収めるという流れもあります。 一応、綾町としても、皆さん自粛しているような関係で、綾川荘、てるはの森の宿に関しての忘年会の実施というのは、本当に予約というのが入ってない。 町なかの店でも少人数でやられている状況なんで、当初期待していたよりも、まだ収まってないという状況です。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。
    ◆議員(松本俊二君) 25ページの、いわゆる国広橋に関する事業の返還金989万円についてお聞きします。 町長、副町長は、常々財政が厳しいということを、繰り返しおっしゃっているわけで、私どもとしても1,000万円近くの返還は非常に厳しいものだというふうに認識をしております。 まず、これについて、確かに議会全員協議会ではご説明を頂きました。 その資料を読み込んでみたんですけれども、最終的に県から当町に対してどのような説明があったのかというのが、まず第1点です。 それは、いつ誰がどのような状況、いわゆる来町されたのか、それともこちらから出向いて行ったのかという、そういう状況でなされたのかというのが2つ目です。 それから、当町が返還金を支払うというのは、手続上やむを得ないというふうに理解をしております。 しかしながら、全員協議会でも説明があったように、県とそれから綾町の双方に責任があるということを説明されました。したがって、県にも責任があるということであれば、県に対する何らかの負担を、町長として、当然、主張すべきだというふうに考えていますけれども、県とのやり取りはされたのかどうかということです。 で、町長、副町長が、今の職に就かれる前のことだと言ってしまえば、確かにそうなんですけれども、現在の町長や副町長としてやらなければいけないこと、やるべきこと、そしてできることがあるのではないかというふうに考えておりますけれども、その辺についてお考えをお聞きしたいと思います。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 松本議員の質問に対してお答えします。 この件に関して、正確に正しく議員の皆様に理解してもらって、どういう状況なのかというのを理解してもらうことが必要かなと思いますので、ちょっと長くなるかも知れませんけれども、ご説明させてもらいたいと思います。 今回の国広橋の交付金返還に関しては、本を正すと、平成24年の国広橋の長寿命化計画というのが、そもそも端を発しています。国広橋を長く利用しようということで、平成27年度に、一度定期点検を行っております。そして、平成29年度に詳細設計を実施したと。長寿命化に向けての工事ということで考えたんですけれども、その後に、同年、平成29年に詳細調査を実施したところ、危険ですよ、安全ではありませんよということが分かりましたので、その結果、この長寿命化計画ではなくして、架け替え工事が必要であるということになったことが原因となっております。 この平成29年当時の状況をちょっと細かく説明しますと、平成29年の4月3日に、国土交通省のほうから交付金決定通知書が綾町に送られてきました。これは、長寿命化計画に基づくものです。 その後9月20日に、綾町としましては国広橋の詳細調査の結果報告をしております。このときに、危ないですよという調査報告をしております。その翌日ですけれども、9月21日には、その当時の建設課の課長でありました行田課長、そして担当課の職員が、宮崎県庁の道路保全課のほうに赴いて、この状況を説明しております。 翌月10月19日ですけれども、このときに綾町のほうでも資料を作って持っていきました。交付決定変更申請書、持っていきましたというか、これをメールで送っております。交付決定変更申請書、もうこれには当時の前田町長の名前で、国土交通大臣、あと宮崎県知事宛ての書類を出して、変更の必要がありますよということをつけております。さらに平成29年の10月27日に、もしそうなった場合に計画別流用申請書、金額がこのように変更になりますというのを、綾町のほうから県のほうには出しております。 ですから、当然架け替え工事となりますと、もともとは長寿命化計画ということで国からの交付金が決まっているんですけれども、架け替え工事になりますとこのようになりますと。その場合、流用すると、こういうふうな金額の割り振りになりますよというのは、町の担当者から説明済みだと。 これに対して県のほうはその後の対応を、まあ正直申し上げて、ちゃんとやってなかったと。うちのほうとしては、資料も作って、大臣宛て、県知事宛ての、担当者のほうがその素案を作って送っておりますので、担当者のほうはしっかり対応しております。 ところが、最終的には会計検査があって、国のほうからは、変更交付決定の通知書がありませんと。要するに、国のほうからもらわないといけないんですね。変更になったとき、これですと。ところが、うちのほうとしてはそれを作って出しているんですけれども、県のほうからちゃんと国のほうに届いてなかったというのが実情です。最終的に送っていただいたのか、送ってもらうまで説得しないといけなかったのかというところまで、担当者が言えばいいんですけど、県のほうで当然やってくれたものというふうに考えていたんですけれども。 そういうことで、会計検査院は、国からの変更交付決定の通知書がありませんということで、実際に交付金を頂いた綾町に対して、そこで返還するようにという指示があったということです。 ですから、私としては、担当者のほうはしっかり対応したというふうに考えております。 県のほうとも、この件に関してしっかり協議しておりまして、県庁のほうの県土整備部長が今年の春先に綾町のほうに来て、申し訳なかったというふうに陳謝していただいています。 我々としても、本当にここで、そのときは980万円になるのか、あるいはもっと大きな金額になるのかというので心配だったんですけれども、とにかく交付金を頂いているのは綾町だということで、会計検査院のほうからそういう指示がありましたので、これに対してはそれに応じなければいけないと。 今年の2月27日ですけれども、私、国土交通省の福岡にあります九州地方整備局に行って、今回のことについておわびしてまいりました。そのときにも、宮崎県のほうから、同じく県土整備部長も一緒に行っていただいて、同行者と一緒に陳謝したような次第です。 ですから、事情については、県のほうとも話しておりますし、ただ、交付金を頂いたのは綾町ということなので、この分の返還を余儀なくされたということでございます。 以上です。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) 詳しい説明ありがとうございます。 その辺の事情というのは、流れは分かりました。 要は、県土整備部の部長が来られたということで、ある意味、物すごいことだというふうに私は認識をします。県の部長が来たと。陳謝をされたということで、恐らく県は、そういう自分たちの間違いであったと痛切に感じてらっしゃるのかなというふうに思います。国土交通省に行かれたのは、私も存じ上げております。福岡の国土交通省の地方整備局のところに行かれたのは聞いております。 要は、私は聞きたかったのは、そういう中で、県の部長が来てまで、いや申し訳なかったと。要は、今の町長の説明だと、綾町の担当職員についてはきちんとやっていたという認識であれば、お金を払うのは確かに綾町であると。 先ほど言いましたように、それはやむを得ないでしょうね。手続上やむを得ないことだということなんですけれども、やっぱり989万円のお金を出す、財政が厳しい中で出すということであれば、ほかに何か、町長として県に対して何かこれに関連して、何か働きかけであったりとか、そういうものをするのが普通だというふうに思っているんですけど、それはなされていらっしゃらないんでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 今回の件に関して、どこかで埋め合わせをしてほしいとかいう話はまだしておりませんし、できておりません。 ただ、県土整備部長が来られたときに、はっきりと明言されていたんですけれども、勧告指導する立場にあった宮崎県側に指導の過ちがあったということは認めておられます。もちろんその上で、じゃあ取引じゃないですけれども、そういうことは話しておりませんけれども、十分、このことに関しては、県のほうも指導に対して不十分であったということを認めておられますので、今後話合いの中で、今後といいますか、今後のお付き合いといいますか、県との関係の中で、こういうことで、今後何か協力してもらうということが出てくるかもしれませんけど、直接的な話ではしておりません。 ◆議員(松本俊二君) 議長。松本。 ○議長(日高幸一君) 松本議員。 ◆議員(松本俊二君) そこは、ぜひよろしくお願いしたいと思います。 先方がやはり非を認めている、まあ課長クラスが来たんであれば、来た役職を考えれば、まあ両方ともというようなことが推察されるんですけど、部長が来られたということですので、向こうはかなり、そういう意味では、非常に反省しているというふうに思いますので、今後、綾町にとってメリットがあるような形で、ぜひ町長には動いていただきたいなというふうに思います。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 質疑。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 今の件なんですけれども、町としては対応はしっかりしたと、しっかりやったということですけれども、結果的に1,000万円弱のお金を国に返さなくてはならないということも、歴然たる事実だと思います。 これに対する町としての職員の処分とか、この前、全員協議会かなんかで私言ったと思いますけれども、そういう、町長も含めてどういうふうに処分とか反省とか、その辺は考えていらっしゃるでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) 先日の全員協議会のところで、青木議員から、最後にこの処分の件についてコメントがあったのを覚えております。 その件に関してなんですけれども、昨日、懲戒委員会を開催しました。副町長、教育長、総務税政課長、行政係長、そして企画財政課長5人が、今の建設課の課長、そして係長に対して状況をつぶさに聞いております。 その中で、これも調べていく中で分かったんですけれども、そのときの担当者は変更の通知書まで自ら作って、それを県のほうに示している。ああ、そこまでやっていたのかなあ、先のことも考えて自らもやっていたということで。 でも、現実として988万9,977円という返還というのがでてきたことは、発生したのは間違いないんですけれども、担当者としてはやるべきことをしっかりやったという判断となりまして、処分としましては口頭での厳重注意ということで、懲戒委員会のほうは判断を下しておりますし、私もこれが妥当というふうに考えております。 今後、この形で、担当者のほうに伝えたいと思います。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員。 ◆議員(青木實君) 町から県には提出したということですよね。それで、県から国へは行ってなかったと。ここのチェックは綾町ではできないんですか。確かめるとか、県に届いているわけですから、県のほうは国に提出しましたよねという確認の作業です。これがあれば、問題なかったわけですよね。この作業はしているんでしょうか、当時の担当の方が。 ○議長(日高幸一君) 町長。 ◎町長(籾田学君) そこのところが、やっぱり今回の反省点だなあというふうに思っています。 我々の資料を上げていれば、必ず国のほうに行くもんだというふうな思い込みがあるかもしれませんけれども、人を疑うわけじゃないですけれども、たとえ県の職員であっても、そこのとこはしっかり連絡を取って大丈夫ですかというのを、本当に石橋をたたいて渡る、そういうところが、本当の一番の反省点かなというふうに思っております。 ○議長(日高幸一君) 建設課長。 ◎建設課長(中原修一君) 青木議員の質問にお答えいたします。 町から県、県から国へと事務文書が流れていくわけでございますが、県のほうも勧告指導、私どもを指導する立場でございますので、県から国に行った書類までは確認いたしません。ただ、どうなったかということは確認するんですけど、今回それが漏れていたということになっております。今度からは、うちから行った書類がどうなっているかという確認はしていきたいと思っております。 以上です。 ◆議員(青木實君) 議長。青木。 ○議長(日高幸一君) 青木議員、質問まとめてください。(発言する者あり)はい、続けてください。 ◆議員(青木實君) さっきも、議長は不公平な扱いをしました。議長も気をつけてください。 ○議長(日高幸一君) いや、質問続けてください、だから。 ◆議員(青木實君) だから、その辺は、よくしっかりとやってください。1,000万円というのは物すごいお金だと思うんですよ。これからも、これからのことも関わってきますんで、そのチェック一つで、チェック一つで1,000万円ですよ。自覚してほしいと思います。 以上です。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第66号は総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議、委任することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第66号は総務委員会に付託し、併せて所管事項については文教福祉委員会に審議、委任することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第13.議案第67号 △日程第14.議案第68号 △日程第15.議案第69号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第13、議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)から、日程第15、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)までを一括議題といたします。 なお、提案理由説明の後に、日程に従い、質疑、付託を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(籾田学君) それでは、説明いたします。議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)です。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ575万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ11億6,235万5,000円とします。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 詳細につきましては、事項別明細書、主なところのみご説明申し上げます。 6ページをお開きください。 歳入です。 款の6県支出金は、保険給付費の増額に伴う普通交付金の増額及び特定健診等負担金の増額です。 款の10繰入金は、職員共済費増額等に伴う繰入金の増額です。 7ページをご覧ください。 歳出です。 款の1総務費は、人事院勧告による職員期末手当の減額及び職員共済費の増加によるものです。 款の2保険給付費は、一般被保険者高額療養費の増額によるものでございます。 款の6保健事業費は、当初予算より会計年度任用職員の報酬及び社会保険料の増額によるものです。 以上でございます。 続きまして、議案第68号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について、説明いたします。 補正予算書の1ページをお開きください。 議案第68号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ60万6,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億1,645万8,000円とします。 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 詳細は、事項別明細書でご説明申し上げます。 6ページをお開きください。 歳入です。 款の4繰入金は、システム改修に伴う事務費繰入金の増額及び人事異動に伴う職員給与費等の減額によるものです。 款の7国庫支出金は、法改正対応システム改修に伴う高齢者医療制度円滑運営事業費補助金によるものです。 7ページをご覧ください。 歳出です。 款の1総務費は、人事異動に伴う職員の給料、手当等、共済費の減額及び法改正対応システム改修に伴う委託料の増額によるものでございます。 以上、議案第68号の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)です。 補正予算書の1ページをお開きください。 令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによります。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,678万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億6,257万4,000円とします。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 詳細は、事項別明細書にて主なものを説明申し上げます。 6ページをお開きください。 2、歳入です。 款の3国庫支出金は、介護保険給付費の増額に伴う国庫負担金の増額、また制度改正によるシステム改修費の増額及び保険者機能強化推進交付金など国庫補助金の追加交付に伴う増額です。 款の4支払基金交付金から款の6の繰入金は、介護保険給付費の増額に伴う支払基金交付金、県負担金及び一般会計繰入金の増額です。 7ページをご覧ください。 目の5その他一般会計繰入金は、職員給与費の減少等による減額です。 また、項の2基金繰入金は、介護給付費等の増額に伴う準備基金繰入金の増額です。 8ページをご覧ください。 歳出です。 款の1総務費は、人事院勧告による職員期末手当の減額及び職員共済費の増加、また、項の3介護認定審査会費は、介護事業所等職員を対象とした感染症対策研修会の開催に伴う増額で、宮崎東諸県地域で共同実施するものです。 款の2保険給付費は、目の1居宅介護サービス給付費について訪問介護及び通所介護の大幅な増加、目の4施設介護サービス給付費は、施設利用者が増加したことにより増額するものです。 9ページをご覧ください。 款の2保険給付費は、高額介護対象者の増加に伴う高額介護サービス費の増額です。 款の7予備費は、今後の費用増額に備えるものでございます。 以上、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)の提案理由の説明に代えさせていただきます。 ○議長(日高幸一君) まず最初に、日程第13、議案第67号、令和2年度綾町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)に対する質疑を許します。 ◆議員(橋本由里君) 議長。橋本。 ○議長(日高幸一君) 橋本議員。 ◆議員(橋本由里君) 1点だけ伺います。7ページ、一番最後のページです。 会計年度任用職員の報酬が18万2,000円増額になっていますが、これは途中で採用したとかそういうことでしょうか。 ○議長(日高幸一君) 福祉保健課長。 ◎福祉保健課長(佐藤光久君) 質問にお答えいたします。 この部分の会計年度任用職員は途中の採用ではないです。臨時保健師として雇っている保健師の分が介護保険のほうから出ておりますけど、途中で報酬、共済費等のパーセンテージが変わったことで、当初予算から不足が出たために今回計上させていただいております。 以上になります。 ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第67号は文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第67号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第14、議案第68号、令和2年度綾町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第68号は文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第68号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第15、議案第69号、令和2年度綾町介護保険特別会計補正予算(第3号)に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第69号は文教福祉委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第69号は文教福祉委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第16.議案第70号 △日程第17.議案第71号 △日程第18.議案第72号 ○議長(日高幸一君) 次に、日程第16、議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)から、日程第18、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)までを一括議題といたします。 なお、提案理由説明の後に、日程に従い、質疑、付託を行います。 当局の説明を求めます。町長。 ◎町長(籾田学君) それでは、説明いたします。 議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)です。 補正予算書の1ページをお開きください。 議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 歳入歳出予算の補正。 第1条、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ5万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億3,544万2,000円とします。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 なお、今回は人事院勧告に伴う人件費の補正になります。 詳細については、4ページから以降の事項別明細書に記載しておりますので、お目通しください。 議案第70号の説明は以上でございます。 続きまして、議案第71号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)です。 1ページをお開きください。 令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによります。 第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ877万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ5,309万1,000円とします。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、第1表、歳入歳出予算補正によります。 地方債の補正。 第2条、地方債の変更は、第2表、地方債補正によります。 今回の補正は、浄化槽設置基数を20基で見込んでおりましたが、実績見込みを27基としたことによる増額が主なものです。 詳細は、事項別明細書で、主なところのみご説明申し上げます。 7ページをお開きください。 款の1分担金及び負担金については、実績見込みを増やしたことによる増額であります。 次の国庫支出金と県支出金についても同様です。 款の6繰入金、款の9町債についても、同様に設置基数増によるものでございます。 次に、8ページの歳出をご覧ください。 款の1浄化槽事業費についても、歳入と同じく設置基数増による877万2,000円の増額です。主なものは工事請負費、積立金であります。 以上、議案第71号の説明に代えさせていただきます。 続きまして、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによります。 まず、収益的収入及び支出の補正ですが、第2条、令和2年度綾町水道事業会計予算第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正します。 第1款水道事業費用は、既決予定額9,900万円に、補正予定額1万2,000円を増額し、9,901万2,000円とするものです。 第3条、議会の議決を経なければ流用することができない経費の補正については、予算第8条に定めた経費の金額を次のように改めます。(1)職員給与費、既決予定額1,153万7,000円に補正予定額1万2,000円を増額し、1,154万9,000円とするものです。 なお、今回は人事院勧告等に伴う人件費の補正となります。 詳細については、3ページの事項別明細書に記載しておりますので、お目通しください。 以上、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)の説明に代えさせていただきます。 ○議長(日高幸一君) 最初に、日程第16、議案第70号、令和2年度綾町公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第70号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第70号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 次に、日程第17、議案第71号、令和2年度綾町浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第71号は、総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第71号は総務委員会に付託することに決定いたしました。 日程第18、議案第72号、令和2年度綾町水道事業会計補正予算(第1号)に対する質疑を許します。(なし) ○議長(日高幸一君) 質疑を終わります。 議案第72号は総務委員会に付託することにご異議ありませんか。(異議なし) ○議長(日高幸一君) 異議なしと認めます。よって、議案第72号は総務委員会に付託することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第19.令和2年請願第7号 ○議長(日高幸一君) 日程第19、令和2年請願第7号、核兵器禁止条約に日本政府が速やかな参加、批准することを求める意見書の提出を求める請願書を議題といたします。 本請願は、請願文書表のとおり、総務委員会に付託いたします。────────────・────・──────────── ○議長(日高幸一君) 以上で、本日の議事日程の全部を終了いたしました。 これをもちまして、本日の会議を散会いたします。(散会午後2時38分)──────────────────────────────...